現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
6月になると思い出す、そうだグリーンピア春日井へ行こう
2008年06月11日 (水) | 編集 |
グリーンピア-1

Canon EOS 20D+TAMRON SP 90mm f2.8 / Canon EF 70-300mm f4-5.6 IS



 毎年6月になると、なんとなくグリーンピア春日井に行ってしまう。6月に何か特別なものがあるわけではないから、5月でも9月でもいつでもいいのに、どういうわけかグリーンピアへ行くのは6月と決まっている。思うに、4月から5月までは花ラッシュで、それを追いかけているからグリーンピアのことなど頭になくて、6月に入ってホッと一息ついたところで、そういえば今年はまだグリーンピアへ行ってなかったなと思い出すんじゃないだろうか。6月のグリーンピアは、花菖蒲が咲いていて、アジサイもそろそろで、もしかしたらカルガモのチビもいるかもしれない。虫にも鳥にも会える。隣の築水池湿地にはトキソウとカキランとササユリが咲く。だから、盛りだくさんでお得な感じがするのだ。それじゃあ、行ってみようかということになる。
 ここはネタに困ったとき行くにもいいところで、一年中何かしら撮るものがある。真冬でも池にはカモがいて、温室には花が咲いている。ちょっとしたミニ動物園もある。入園も駐車場も無料というのもいい。家から車で50分という距離がやや微妙なところで、30分以内ならもっとたびたび訪れている。
 今日は到着したのが閉園1時間前の5時ということで、やや急ぎ足で一通り回った。動物園だけは4時くらいに閉まってしまうので見ることができなかった。
 上の写真は、入り口から入ってすぐのカナールと呼ばれる水のところだ。最近よくこのカナールという言葉を目にする。水の流れのことらしいのだけど、意味はよく分からない。運河や水路を意味するcanalから来ているようで、造園用語らしい。造園用語って何だという疑問はとりあえずそれは置いておいて、静水をたたえた水路をカナールというと覚えておくことにしよう。
 似た用語にカスケードというのがある。これは人工的に作った階段状の滝のことなんだとか。

グリーンピア-2

 平日のグリーンピアに集う人々は、基本的に暇人たちだ。そんなことを言うと叱られそうだけど、たぶん間違いない。少なくとも、園内で忙しそうにしている人は見かけない。小さな子供を連れたお母さんとか、年配の夫婦さんとかが中心メンバーで、カメラマンやその他の人が少々といった構成だ。
 だから、いたってのんきで平和な空気に包まれていて、居心地がいい。特に目的もなく、フラッと訪れるにもいいところだ。
 休日になるともっと賑わいを見せて、それなりの活気となるのだろう。私は週末などに行ったことがないから、人がたくさんいるグリーンピアを想像できない。一度クリスマスイルミネーションのときに行ってみたいと思っていて実現できないでいる。

グリーンピア-3

 この季節の被写体は、やはりハナショウブということになるだろう。池の周りにセンス良く植えられていて、なかなか情緒があっていい。ノハナショウブをたくさん植えているのも特徴で、そちらの風情の方が私は好きだ。素朴な美しさがある。
 去年はフィルムカメラを持っていって撮ったのを思い出した。このハナショウブのところも撮った。けど、結局36枚撮りフィルムを全部使い切れなかったのだった。今日なんかは深く考えず100枚以上撮っているから、フィルムとデジとでは撮る姿勢がまったく違ってくるのが枚数からも分かる。フィルムの場合は無駄打ちができないと思うから、一枚撮るのにえらく悩んで考え込んで時間がかかる。本来、それが写真を撮るという行為のはずで、デジになってから一枚が軽くなった。だから、たまにフィルムを使った方がいいのだと思う。私はいつ以来使ってないだろう。去年の夏、ヤマユリを撮りに鳳来寺へ行ったとき以来かもしれない。ここ最近、何を撮っていいか分からなくなっている部分があるから、久々にフィルムカメラを使ってみよう。

グリーンピア-4

 舟は乗れるものではなく、小道具というか風景として浮かべているだけだろう。演出としては間違ってない。写真を撮る立場からすると、嬉しい心遣いだ。
 この写真はあれこれ入れすぎて整理できていない。欲張って親子まで入れたのは失敗だった。

グリーンピア-5

 うっとり見とれていたのか、頬杖をついて何かを思っていたのか。
 昔、『もう頬づえはつかない』という作品があったっけ。主演は確か、桃井かおりだった。調べてみると、1979年公開だ。リアルタイムで観ているはずはないから、テレビ放送で観たんだろうか。内容はよく覚えていない。
 大学のとき、哲学の授業で、騒がしい教室に教授が突然怒りを爆発させ、「しゃべっているやつは出て行け!」と怒鳴り、「おい、そこの頬杖をついてるやつ、聞く気がないならおまえも出て行け!」とこっちを見て言うから、周りを見渡したら頬杖をついているのは私一人だった。ええー!? 私ですかぁ? 聞く気はあったのに、頬杖をついてただけで退場処分を食らってしまった私は、それ以降なるべく頬杖をつかないようにしている。
 そんな懐かしくもほろ苦いエピソードを、頬杖をついたおばさまに披露してみてもよかったかもしれない。たとえば深夜2時のファミレスで、頬杖をつきながら窓の外をぼんやり眺めている主婦らしき女の人がいたとしたら、何があったんだろうとちょっと心配になる。頬杖というのは、けっこうドラマチックなポーズだ。

グリーンピア-6

 人を見たらエサ係と思え。コイはみんなそう思っているフシがある。のそ〜っと泳ぎ寄ってきて、エサよこせー、とばかりに水面から口を出してパクパクする。ひとしきりパクパクしてみてエサが降ってこないと分かると、チェッとばかりに泳ぎ去っていく。コイもバカじゃない。エサをくれない人間に愛想を振りまいても無駄ということを知っている。
 ごめんよ、持ってるのは猫エサのカリカリだけなんだ。これからは、コイエサと鳩エサは常に持参するよう心がけよう。兼用できるもので、両方にとって健康にいいエサってなんだろう。どちらも雑食性だからたいていのものは食べるにしても、あまりカロリーが高いものは体に悪い。市販されているコイのエサを鳩は食べるのだろうか。

グリーンピア-7

 たぶん、ジャコウアゲハのメスだと思うけど、近づいて撮ろうとしたら逃げられてしまって、近くから確認することができなかった。胴体を見て、黒地に赤い模様が入っていれば間違いない。
 でもこれ、写真であらためて見ると、クロアゲハのメスかもしれないと思い始めた。胴体に赤い部分が見えない。
 ジャコウアゲハもクロアゲハも、黒いアゲハは個体差がけっこうあって、判別が難しい。色が薄いものもいるし、真っ黒なのもいて、ときには青みがかったりもする。虫関係の見分けも、毎年悩ましいところだ。
 今年こそ青空をバックに飛ぶ蝶を撮れるだろうか。毎年夏の課題になっている。

グリーンピア-8

 白い蝶を見ると自動的に、なんだモンシロチョウかと思ってしまいがちだけど、実はよく見るとスジグロシロチョウだったり、モンキチョウの白型のメスだったりということもあるから油断はできない。ただのモンシロチョウだったとしても、オスかメスか区別するところまではしたい。モンシロチョウのオスメスを言い当てても、誰も誉めてくれないと思うけど。
 上の写真はメスだ。前翅の黒い部分が多くて、付け根が灰色をしているから。オスは前翅の黒が薄くて、翅全体がやや黄色っぽい。飛んでいる姿で見分けるのは難しいにしても、とまっている姿を見れば分かる。写真に撮ればなおはっきりする。
 3月から10月にかけて3回から多い地域では6回、7回と発生する。夏生まれよりも春生まれの方が白いのはどういう理由なんだろう。
 シロチョウの仲間は全世界にいて、日本にはもともといなかったそうだ。奈良時代に野菜の菜っ葉などにくっついて入ってきたとされる。

グリーンピア-9

 水たまり写真というのは、一つの分野として可能性を持っている。映画『アジアンタムブルー』の中で、松下奈緒は水たまりの写真ばかりを撮っていた。けっこういい写真がたくさんあったから、私も見習いたい。
 今は梅雨だし、水たまりには事欠かない。今年の梅雨シーズンは水たまり写真というのを意識してたくさん撮ってみよう。運も必要だけど、何か面白い写真が撮れそうな気がしてきた。

グリーンピア-10

 グリーンピアを植物園と説明すると間違ったイメージを与えてしまう。植物園というには規模も小さいし、草花の種類も少ない。ハウスの中にしても、それなりに花は賑やかに咲いているけど、動物園に付属する植物園のようなものを想像して行くとがっかりしてしまう。だから、ここのことを説明するのは難しい。植物の多い公園くらいに思っておけば、大きな間違いではないだろう。
 ハウスの中は温室兼休憩所になっていて、レストラン、フラワーショップ、ソフトクリーム売り場などがある。

グリーンピア-11

 窓の外の広場では、社交ダンスの練習中。
 反対側に回り込むと、ちょうど西日が当たってシルエットになったところを撮れたとあとから気づいた。せっかくのいいシーンを撮り逃して残念。
 社交ダンスは、横浜の大さん橋ターミナルで大会が開かれているのをたまたま見て、かなり面白かった。熱気と興奮は生で見るスポーツの域だった。日本人には似合わないと決めつけて笑いものにしてしまえるようなものではない。またどこかでチャンスがあったら見てみたい。自分もやりたいとまでは思わないけど。

グリーンピア-12

 池に浮かぶボートとハゲ山。ものすごい削っていたけど、何をやらかそうというのか。池の南方面だから、道樹山や弥勒山ではなく無名の山だろうけど、山を半分くらい削ってしまうような勢いだった。悲しい光景だ。
 こちらの池にもカルガモはいなかった。グリーンピアでも今年はヒナは生まれなかったらしい。遠くの方に浮かんでいたのは、アオクビアヒルだったろう。
 おととしこの池で見たバリケンさんはその後見かけない。もういなくなってしまったんだろうか。

 グリーンピア春日井第一段はここまでとしよう。第二回の花編、第三回のサボテン編と続く予定です。
 築水池湿地も行ったし、神社仏閣も回ったし、一日でけっこうネタが集まった。これで今週いっぱいは雨が続いても大丈夫だ。
 ネタの在庫に余裕ができたところで、今一番撮りたいものが何なのかをもう一度よく自問自答して、答えが出たところでフィルムカメラを持って出かけよう。一期一会の瞬間との出会いを求めて。


ベビーたちに会うために三度目の花鳥園へ開園から閉園まで
2008年05月24日 (土) | 編集 |
花鳥園ベビーたち-1

Canon EOS 20D+EF 50mm f1.8 II / EF75-300mm f4-5.6 IS / TAMRON SP 90mm f2.8



 5月は鳥のベビーラッシュの季節。掛川花鳥園でもいろいろなヒナが生まれている情報を掴んだ我々は、三度目の掛川花鳥園に向かった。
 今回も当然のように開園から閉園までしっかり楽しんできた。私たちが出たあとすぐに門が閉まったから、最後の客だったようだ。居座りすぎ。
 また写真をたくさん撮ってきたので、しばらくは鳥写真の割合が多くなる。今日は花鳥園新シリーズ第一弾ということで、ベビーの写真を集めてみた。これが見たくて行ってきたのだ。
 ただ、ちょっと今日はくたびれ気味なので、写真中心にコメントは短めにしておこう。

花鳥園ベビーたち-2

 弱いフクロウに対しては威嚇して大きくなり、強いフクロウには細くなって身を守るポポちゃんでお馴染みになったアフリカオオコノハズクのヒナ。ポポちゃんの子供ではないけど、花鳥園のページでこのヒナの成長期が載っていて、こいつを見に行くというのが今回の一番の目的だった。
 現在、生後ひと月弱で、だいぶ大人らしくなってきたところだ。一週間くらい前まではボロ雑巾のようにみすぼらしくて目もしっかり開いてなかったのに、ここ数日で羽が生えかわった。まん丸の目玉はほとんど親と変わらないくらいだ。
 まだまだ立つ姿などはおぼつかなくて、プラスチックのケースの中にいる。もう少ししっかり立てるようになったら外にも出てきて、触ったりできるようになるんじゃないだろうか。
 こんなチビだけど、生まれたときからエサは生肉を食べている。

花鳥園ベビーたち-3

 ミミズクかコノハズクかの子供もいて、ちらっと外に出てきていた。こちらはまだ一般公開されていない。体はもうだいぶ大きくなっているけど、まだまだヒナらしさが残っている。
 他にもフクロウ類のヒナがいるようだけど、そのへんは公開していなかった。飼育の難しさもあるだろうし、大事な子だから仕方がないところだ。

花鳥園ベビーたち-4

 コブハクチョウのヒナも話題になっていて、これも見たいと思っていたやつだった。
 あー、いるいる。親についてしっかり泳ぎ回っていた。まだ子供同士固まって親から遠くに離れることはない。親と比べると体はまだだいぶ小さいものの、手前を泳ぐバンよりも大きいくらいで、すぐにカモくらいは追い抜きそうだ。親の体が巨大だから小さく見えるだけで。

花鳥園ベビーたち-5

 毛はまだ白くなっておらず、灰色がかっている。みにくいアヒルの子だ。でもモコモコがとてもキュート。頭をなでたくなる。
 人にもだいぶ慣れてきて、手を伸ばした30センチの距離までは近づいてくる。それ以上は近づかないから、直接手からエサをあげることはできない。口もまだ小さめで、親と同じサイズのエサは飲み込めないから、砕いてやらないといけない。それでもけっこうな量を食べていた。こいつらは加減というものを知っているのだろうか。

花鳥園ベビーたち-6

 ショウジョウトキのヒナもいた。まだ巣立ちもしてないくらいで、親のおなかの下にいる。
 頭しか見えなかったけど、真っ黒だ。羽が生えかわるごとにだんだん灰色からピンクになり、全身が赤くなるまでには3、4年かかるんだそうだ。それもなんだか不思議な話ではある。そんなに長い時間をかけて赤色になるのはどんな意味があるんだろう。

花鳥園ベビーたち-7

 これはショウジョウトキの若手なのか、シロトキの若いやつか。クロトキではなさそうだ。
 ここの温室はかなりの雑居房だから、どれがどれだか分からなくなる。交雑種とかも生まれそうなんだけど、実際はどうなんだろう。

花鳥園ベビーたち-8

 これはショウジョウトキの大人になりかけのやつだろう。とすると、上の写真のやつはやっぱりショウジョウトキの若手ということになりそうだ。

花鳥園ベビーたち-9

 これはきっと、フラミンゴのチビだろう。後ろに見えているのが親なのか、どこかよそからやって来たのか。花鳥園のページにフラミンゴのヒナがやって来ましたとあったから、それがこいつだろうか。
 少しピンクがかっているけど、薄汚れた灰色で、ややみすぼらしい感じだ。クチバシもまだピンク色になっていない。
 動物の子供は赤ん坊のときの方が成長した姿よりも圧倒的にかわいいものが多いけど、鳥はしょぼくれたヒナもけっこういて、笑えたりもする。

花鳥園ベビーたち-10

 レンカクのチビが3羽に増えていて安心した。前に何羽か生まれて、水に落ちて死んでしまったそうだから、今は1羽になってしまっていると思っていた。またあらたに生まれたようだ。
 浮き草の上を器用に走り回っているけど、子供の内は飛べなくて、水にはまったら助からない。なんとか今回は無事に育って欲しい。

花鳥園ベビーたち-11

 いつもは中央付近にいるレンカクのチビが、このときばかりは大サービスで至近距離にまでやって来てくれた。1メートル半くらいだっただろうか。こんなに近くで見たのは初めてだ。
 葉の上を歩くのに適した大きな足が特徴だ。少し沈みかけた葉の上くらいならすばやく駆け抜けることができる。
 立派な足に対して体つきは貧相だ。羽よりも何よりも足の成長が最優先なのだろう。これは落ちたら泳げないというのが分かる。大人になれば、ある程度の距離を低空飛行で飛べるようになる。

 ベビーラッシュを撮りまくりとまではいかなかったものの、アフリカオオコノハズクとコブフクロウのヒナをしっかり見られたから満足だった。レンカクのチビもいたし、行ったかいがあった。3回目でもまた違った面で楽しめた。
 今回のもう一つのテーマは、ファルコンショーの飛びものをしっかり撮るというものだったのだけど、それはあまり出来がよくなかった。連写が得意なEOS 20Dをもってしても、タカやフクロウのスピードにはついていけない。そのあたりの写真もおいおい出していこうと思っている。
 今日のところはここまでとしよう。また明日。


ナンジャタウンについて私が紹介できることはさほど多くない
2008年05月14日 (水) | 編集 |
ナンジャタウン-1

PENTAX K100D+TAMRON SP 17-35mm f2.8-4



 やや及び腰で出向いていった、池袋サンシャインにあるナンジャタウンなるもの。その存在を知ったのはわりと最近のことで、各地のギョーザを集めたギョーザのテーマパークがあるとテレビでやっているのを見たのが初めてだった。
 ツレと一度行ってみようかという話になって、公式サイトとかを見てみたのだけど、今ひとつどんなところかよく分からない。「思い出とときめきのテーマパーク」で、「遊びと食と癒しを同時に体験できる室内型テーマパーク」らしい。ギョーザやアイス、ケーキなどのテーマパークがあるというのは分かったものの、遊び系のアトラクションがどれくらいの年齢層をターゲットにしたどんなものなのかがイメージできない。
 そんなとき、ちょうど入園無料券(通常は300円)が手に入り、これは一度入ってみるしかないだろうということになった。それが河口湖から帰ってきた夜だったというわけだ。
 結局、行ってきても、今一つどんなところか掴みきれなかったのだけど、帰ってきてからネットでいろいろ調べているうちに、ようやくその輪郭が分かってきた。
 というわけで今日は、私という非常に頼りないガイドが、ナンジャタウンについて写真を中心に紹介したいと思う。ナンジャタウンの楽しさの10分の1もお伝えできるかどうか自信はないけど、足りないところは想像で補ってください。
 サンシャインシティの中にあるワールドインポートマート(かつて三越が入っていたフロア)の2階にエスカレーターで上がって、裏へ回ればそこがナンジャタウンの入り口だ。さあ、おっかなびっくり入ってみることにしよう。

ナンジャタウン-2

 入場招待券を見せて、とりあえずタダで入ることに成功した。エントリーカードというものを渡されたけど、何に使うのかは謎だ。たぶん、アトラクションなどをするときに提示したりするのだろう。
 アトラクションは20だか22だかあって、それぞれにお金がかかる。思い切り遊ぶつもりなら、一日遊び放題のナンジャパスポートというのを買った方がいいようだ(中には現金でしか遊べない物もあり)。3,900円と、けっこうなお値段だけど、チケットショップやオークションなどで半額くらいで売ってるらしいから、それを買っていった方がいいかもしれない。
 年間パスポートは19,800円。ちょっとびっくりの値段だ。どうやらここはお子様向けの場所じゃないらしい。完全に侮っていた。
 一回行って、何かを買うとスクラッチカードがもらえて、ペア招待券とかが当たりがちだ。私たちはペア招待券2枚と、ペアパスポート半額券というのが当たった。たぶん、こうやってもう一度来させようという作戦なのだろう。ここはリピーターが多いところでもあるらしくて、みんなまんまと作戦に引っかかっているに違いない。けど、これはとても大事なことで、一度行けば充分と思われてしまうと、名古屋のイタリア村のようなことになる。
 入ってまず何をしたらいいのか分からない。初めての場合は、置いてある小冊子のガイドブックを手に入れて見るのがいい。私たちは最後、帰るときになって見つけて、ようやく中の様子が分かったのだった。遅すぎる。

ナンジャタウン-3

 全体のコンセプトとしては、レトロ感というのが一つある。開園は1996年というから、もう12年も経っているのか。全然知らなかった。そんなに歴史のあるテーマパークだったとは。
 手がけたのはナムコのチームナンジャで、昭和の商店街を再現した福袋餃子自慢商店街(元は福袋七丁目商店街)、ローマをテーマにしたマカロニ広場、オールドアメリカンのナンダーバードなど、それぞれテーマ性を持った7つのブロックに分かれている。
 当初はアトラクション中心だったのが、ここ数年はフードテーマパークの色合いが濃くなってきている。
 アトラクションは基本的に見物型ではなく参加型だ。私たちは一切参加してないので、何がなにやらさっぱりだった。アトラクションの内容はいろいろ変わっていっているようだけど、何にしてもここは、参加してなんぼというところなのだろう。そういう意味では、大人のデートスポットとしてはきついものがある。おっさん二人組では何をどうしていいのか途方に暮れそうだ。中学生デートでは逆に照れくさいだろうから、大学生や若い社会人あたりが人目を気にせず夢中になるというのが一番似合ってるのかもしれない。あとはもちろん、子連れの一家と。

ナンジャタウン-4

 マスコットキャラクターのナジャヴくん。オスの三毛猫だから希少種だ。しかし、猫のわりにかわいげがない。ナンジャ政庁のお偉いさんらしい。
 ナジャヴにはナジャミーという女優のガールフレンドがいる。キャラクターグッズもおみやげ屋さんで売っているようだ。

ナンジャタウン-5

 餃子スタジアムを発見。全国の有名ギョーザ店が集まっていて、いろいろな味を食べ比べできるようになっている。けど、ギョーザばっかりそんなに食べていたら胸焼けしそうだ。ご飯セットとかを頼まないと。飲む人はビールのおつまみとして食べればいいのか。お持ち帰りもできるようだ。
 今回は見送った。このあと名古屋に帰られなくてはいけなかったから、腹一杯ギョーザを食べる場合じゃなかった。また別の機会に訪れて食べたい。宇都宮の三店盛り合わせとか、大阪の三よ志とか、札幌神龍の上富良野ギョーザとか、ガイドブックを見るとどれも美味しそうだ。

ナンジャタウン-6

 軽く何か食べようということで、佐世保バーガーを選んだ。「ビッグマン」という有名な店らしい。
 手作りにこだわったハンバーガーということで、注文すると鉄板の上でベーコンを焼いたりはさんだりと、手作りの工程まで見せてくれる。いや、特に見たくもないんだけど。
 ベーコンチーズバーガーも、ベーコンエッグバーガーも、どちらも500円。マクドナルドやロッテリアに比べると割高感がある。モスバーガーだって、もっと安い。味というか、方向性は、ファーストフードとは別の方を向いている感じではあるから、比較対象が違うといえば違うか。
 個人的にはチープな感じのハンバーガーの方が好きだ。佐世保バーガーも美味しいけど、分厚くて食べづらいというのもあった。

ナンジャタウン-7

 りらくの森は、2005年に登場した癒しのテーマパークだ。中国やインドのセラピーを体験できたり(予約制)、若返りをテーマにしたアトラクションなどがある。
 通常の相場がまったく分からない私としては、安いのか高いのか判断がつかない。値段のバラツキが大きくて、安いのは1,000円から高いのは7,000円以上のものもある。
 占い師をたくさん集めた占いストリートなんてのもあった。ここは笑うところ? それとも、真面目なところだろうか。どこまで本気で、どこからシャレなのか、その境界線が見えづらいというのも、ここの特徴だ。一から十まで真面目に取り組んでますと言われてしまうと、ちょっと困ってしまうような気もする。

ナンジャタウン-8

 これは確か、アイスクリームシティのカップアイス博物館だったと思う。日本各地から集められたご当地アイスクリームが売られていて、いろいろなアイスを食べることができる。300種類以上あるというから目移りしてしまって、何を食べていいのか迷う。
 名古屋のご当地ものとしては、手羽先アイスなんてのがあった。八丁味噌アイスもあったかもしれない。
 こういうものを全部制覇とはいわないまでも、たくさん食べようと思えば、それだけでもナンジャタウンの楽しみは大きく広がる。食べるということも、一つの参加だ。見て回ってるだけでは楽しめない。
 しかしここ、存分に楽しもうと思えばけっこうなお金がかかる。

ナンジャタウン-9

 ここは東京デザート共和国。全国のケーキや洋菓子がたくさん集まっているところだ。最初はシュークリーム専門だったのが、今はデザート一般にまで広がった。
 シーズンごとに商品を入れ替えしたり、期間限定にしたりなんかして、リピーターを獲得しているという。
 私はハンバーガーでおなかいっぱいになってしまったけど、おなかに余裕があれば何か一つくらいは食べてみたかった。北海道ろまん亭のチョコモンブランが食べたい。名古屋のプレミアポットプリンは660円って、高いな。最近の洋菓子も高くなったものだ。昔の不二家のケーキのイメージがいまだに強いせいかもしれない。

ナンジャタウン-10

 現在は、チーズケーキ博覧会2008というのが行われていた。チーズケーキは好きだけど、そんなにたくさんは食べられない。2個も食べれば充分だ。
 けど、通って食べるとなると、それはそれで楽しそうだ。だんだん、ここに通う人の気持ちが分かりかけてきた。ナンジャタウンの作戦に乗せられつつあるか?

ナンジャタウン-11

 トルコ人っぽいおじさんが売ってるトルコアイス。「オリエンタルの青い月」というところの、伸びるアイスだ。
 ツレがチョコを買って、少し食べさせてもらった。そうそう、こういうトルコアイスあるある。カップアイスで何度か食べたことがある。
 ソフトクリームもたくさんの種類があって、ガイドブックに出ている炭のように黒いイタリアのジェラートが興味深い。コーンも黒いぞ。何味か想像がつかない。

 アトラクションの紹介がまったくできないのは一つも参加してないから仕方がないところだ。スタンプラリーとか、探偵になって謎を解くとか、バンダイと提携したガウストパニックというゲームとか、あれこれあるらしいというのだけは分かった。みんな銃のようなものを持ってうろついてたから、あれもアトラクションの一つだったのだろう。
 子供だましのアトラクションかといえばそうではなく、それじゃあ大人も楽しめるかといえば微妙な感じで、やや中途半端な気もした。ナムコがプロデュースしてるところだから、参加してみれば思った以上にゲーム性が高いのかもしれない。
 しっかりした食事というのはなくて、軽食やデザートを食べ歩いておなかいっぱいにするという目的で行っても充分に楽しめそうだ。大食いでお金持ちの人ほど楽しめるようにできている。
 いずれにしても、参加してこそ楽しい場所で、写真撮影スポットではない。園内で写真を撮ってる人なんてほとんどいなかった。
 どれくらい魅力が伝わったか自信はないけど、私がナンジャタウンについて紹介できるのはこれくらいだ。興味が湧いた方はぜひ行って参加してみてください。私はもう一回、行くことになるかどうか。食べたいものはたくさんあるから、そのために行ってもいいかな。


ハード&タイトスケジュールで富士山方面へ行く前に更新と留守のお知らせ
2008年04月28日 (月) | 編集 |
明治村残り-1

PENTAX K100D+smc Takumar 50mm f1.4



 今日これから出かけて、帰ってくるのはあさってなので、明日は更新を休んで、今日は写真を並べて行ってきます。
 明治村へ行ったのは去年のいつだったか覚えていないくらい前のことになってしまったけど、一回分写真が残っていたので、こういうときのために取っておいた。
 時間がないのでコメントなしで写真だけ。

明治村残り-2



明治村残り-3



明治村残り-4



明治村残り-5



明治村残り-6



明治村残り-7



明治村残り-8



明治村残り-9


 そんなわけで、ちょっと富士山方面に行ってきます。おみやげ写真をたくさん撮ってくるので、帰ってきたら嫌ってほど紹介します。




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