樽見鉄道ひと駅の旅

  • 2012/05/03 20:18
  • Category: 鉄道
樽見鉄道-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5



 岐阜県を走る長良川鉄道や養老線は乗ったことがあるけど、樽見鉄道はまだ乗ったことがなかった。
 今年こそ、終点まで乗り通して樽見の薄墨桜を見たいと思っていたのに、きっかけを失って行くことができなかった。それが今年の桜の大きな心残りだった。
 この日、樽見鉄道に乗ったのはちょっとした目的があった。向かったのは揖斐川橋で、始発の大垣駅からひとつ目の東大垣駅が下車駅だった。
 一両編成の水色車両が樽見鉄道の列車だ。区分でいうとレールバスということになる。
 沿線の貴重な足ということで、思いのほか乗客は多かった。桜の季節になると臨時列車も増発して満員御礼になるという。
 たった一駅、4分の旅は、当然ながらあっけなく終わった。休日ということもあってか、私以外に降りた乗客はいなかった。東大垣駅は、観光客が降り立つような駅ではない。



樽見鉄道-2

 東大垣駅。
 このあたりまでは横をJRの東海道本線が併走している。この先で樽見鉄道は進路を北へ変え、終点の樽見駅を目指す。



樽見鉄道-3

 ゆっくりぷらぷら歩いて30分ほどで揖斐川橋に到着した。
 明治19年(1886年)に、東海道本線の揖斐川橋梁として架けられた橋で、かつてはここを列車が走っていた。
 大正2年(1913年)に新しく揖斐川橋梁が作られ、この橋は道路として使われることになった。
 その後、老朽化が進み、平成9年(1997年)には自動車通行禁止になり、現在は歩行者、自転車専用の橋となっている。
 平成20年(2008年)には国の重要文化財に指定された。
 目的地は確かにここだったのだけど、この橋が見たかったということではない。見たかったのは揖斐川の河川敷を埋め尽くすというセイヨウカラシナの風景だった。
 しかしながら、そんな風景は見渡す限りどこにもなく、しばし唖然呆然の私なのであった。



樽見鉄道-4

 場所は間違っていないはずだから、どうやら時期が遅すぎたらしい。カラシナは菜の花より遅いから4月でいいと思ったのだけど、4月の終盤ではさすがに遅すぎたようだ。
 気を取り直して樽見鉄道を撮ることにする。それも目的の一つだった。



樽見鉄道-5

 樽見鉄道のダイヤは、1時間半に1本くらいのペースだから、何しろ待っていてもなかなか来ない。
 ついでに撮ろうなんて考えていると、相当待つ覚悟が必要になる。撮るならきちんと計画を立てて、場所も絞らないといけない。



樽見鉄道-6

 揖斐川橋の反対側に回って、列車を待つこと30分。
 少し遅れて一両編成のレールバスがのんびり走ってきた。
 ロケーションとしては素敵なところで、これで青空が広がっていれば言うことはなかった。



樽見鉄道-7

 東大垣駅に戻ってきた。
 ホームでは鉄道好きの子供たちが家族と一緒に鉄道見物をしていた。
 無人駅で改札もないので、自由に出入りできる。



樽見鉄道-8

 今は絶滅寸前の伝言板。



樽見鉄道-9

 ウソーん、と思わず声が出そうになった。
 案内できる名所がなかったのは分かるけど、高校って。



樽見鉄道-10

 夜のホームも撮ってみたくなるような風情だった。




樽見鉄道-11

 こんな風景を撮りながら列車を待つのも、ローカル線の楽しみだ。



樽見鉄道-12

 さっきの子供たちが、あ、来た、と声を上げたので顔を上げると、遠くに列車が見えた。
 秋の紅葉シーズンにでも、もう一度乗りながら撮りたいと思った。

春の鉄道風景

  • 2012/05/01 21:11
  • Category: 鉄道
鉄道風景-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 今日は春の鉄道風景をお届けします。
 瀬戸電だけでなく、名鉄とかJRとかも桜絡みでちょこっと撮った。
 一枚目はまだ梅の頃。JRの神領駅近く。



鉄道風景-2




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 こうして振り返ってみると、あまり鉄道と桜の風景を撮れなかったことが悔やまれる。
 桜はいくら撮ってもこれでいいと思えないし、撮り足りなかったもどかしさを残す。
 いずれにしても、桜は終わった。

城北線に乗ってみる

  • 2012/04/20 20:54
  • Category: 鉄道
城北線-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 以前、勝川駅から枇杷島駅まで、城北線沿いを自転車で行ったことがあって、ブログでそのときのことを紹介した
 一度は乗ってみないといけないと思っていたら、意外と早くその機会は訪れた。清洲城のときにちらっと書いたように、清洲から尾張星の宮駅まで歩いて、そこから終点の勝川駅まで乗ることにしたのだった。
 城北線は元々、JR中央本線とJR東海道本線を結ぶために計画された路線で、計画自体はかなり古くからあったものの、いろいろ込み入った事情があって、なかなか実現しなかった。本来は貨物線として瀬戸から枇杷島を通って稲沢まで結ぶつもりだったようだ。
 城北線の開業は1991年(平成3年)のことだ。
 名古屋市内を走る鉄道なのに全線非電化の一両編成で、昼間は1時間に1本、折り返し運転をするという、いたってのんびりした路線だ。全線高架なので、その存在感は薄い。名古屋市民でも、城北線のことを意識している人は少ないかもしれない。私もつい2、3年前に初めてその存在を知ったくらいだ。
 わずか11キロで駅は6つ。中央本線の勝川駅と東海道本線の枇杷島駅を結んでいる。
 たった16分の距離なのに430円と、地方ローカルバス並みの運賃となっている。これではなかなか利用者も増えないと思われる。
 遠回りだけど、JRで勝川から名古屋乗り換えで枇杷島まで行けば320円で済む。
 名古屋北部の沿線の人たちにとっては貴重な交通手段には違いないけれど。
 そんなローカル色の強い城北線ながら、高架で新しいということもあって、味わいといったものはあまりない。自転車で行ったときも、ほとんど撮りどころはなかった。
 ただ、車窓からの眺めに少し期待するところはあった。



城北線-2

 高架で非電化だから、空はきれいに抜けている。



城北線-3

 車窓からの眺めは気持ちよかった。いつもは下から見る景色を上から見るのは新鮮だった。



城北線-4

 左の座席に座って北側を眺めながら行くのは、前半はよかったものの、途中から高速道路と併走するため、高速道路の側面しか見えなくなる。座る側を間違えた。この方面なら右側に座らないといけなかった。
 ワンマン運転で、整理券を取って降りるとき運賃箱に現金で支払うというシステムは、バスと同じだ。
 一日乗車券は、土日のみ使えるもので700円と、これまた高い。全6駅で降りて、2往復しても元が取れた気がしない。都電なんて400円だし、盛りだくさんの江ノ電でも580円でたっぷり楽しめる。名古屋の地下鉄と市バス乗り放題のドニチエコきっぷでも600円だ。城北線のことをもっと知ってもらうために、500円くらいでいいんじゃないか。



城北線-5

 15分足らずであっけなく到着してしまった。このアトラクションで430円は割高だ。一回目だから、それなりに楽しめたとはいえ。



城北線-6

 南側の風景がどんなふうなのか気になるところではあるけれど、もう一度乗る機会があるかどうか。
 そもそも、勝川と枇杷島って、結ぶ駅が渋すぎ。なんでこことここを結んじゃったかなぁという選択だ。枇杷島はしょうがないとしても、せめて春日井につないでいたら、もう少し利便性がよかっただろうに。その前に、城北線の勝川駅とJRの勝川駅が離れていて、微妙に遠いのも問題だ。



城北線-7

 運転士さんの交代。



城北線-8

 夕日を映す。



城北線-9

 去りゆく車両。
 まあ、話のタネとしては面白かった。

瀬戸電風景も冬から春へ

  • 2012/04/01 23:05
  • Category: 鉄道
瀬戸電-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 季節は冬から春へ。冬の間撮りためた瀬戸電風景の写真がけっこうな枚数になっていた。近頃は瀬戸電だけを撮りにいくことはなくなったのだけど、どこかへの行き帰りに瀬戸電沿いを自転車で行きながら撮っている。一度につき2、3枚でも、10枚や15枚はすぐにたまる。
 そんなわけで、冬から春へと移り変わる季節感も絡めつつ、瀬戸電風景をお届けします。




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 季節が進んでしまわないうちに、もう一回瀬戸電シリーズやります。

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