
OLYMPUS E-10+C-PL+マクロレンズ, f2.2, 1/80s(絞り優先)
気づいたらまたいつの間にかルリマツリが咲いていた。もう死んだと思ってたのに。 ♪死んだはずだよ、おルリさん〜 生きていたとは〜 お釈迦様でも〜 知らぬ仏のおルリさん〜♪ と、若者は知らない歌の替え歌を歌ってしまいそうなほど驚いた(そんなに驚いてないだろう)。
去年の夏、もう駄目になりかけていた鉢植えを安く買ってきて、その存在を忘れかけていた秋になって突然眠りから覚めたように咲いてきたのだった。 あれから季節は巡り、長く沈黙していたからもう終わったのかなと思って大して世話もせず放っておいたら、秋になって再び返り咲いてきた。
ルリマツリって、口に出して言うとけっこう言いにくい。5回連続だともっと難しい。うまく舌が回らない。 ルリマツリルリマツリルリマツリルリマツリルリマツリ。こうやって書いたものを読むのは更に難しくなる。 漢字は「瑠璃茉莉」という字を当てるようだ。でもこれだと「るりまり」と読んでしまう。ジュリマリみたい。岡田茉莉子と同じ茉莉だし(みんな知らないだろうな、岡田茉莉子。知ってるかな)。 響きだけだと、「ルリ祭り」をイメージして、陽気な感じだ。ルリだらけの祭りだ、わっしょい、みたいな。 あと、響きに馴染みがあると思ったのは、ドイツの詩人ライナー・マリア・リルケに少し似ているからというのもあるだろう。
ネットで調べたところ、原産は南アフリカあたりで、やはり生命力の強い丈夫な花だそうだ。寒さにも意外と耐性があるらしい。なるほど、それで世話もしないのに冬を越して、また秋に復活して花を咲かせたわけか。えらいぞ、ルリルリ(ナデシコより)。 鉢を大きくすると、どんどん伸びて大きくなるとか。いや、それは困るぞ。そういえば去年よりいくぶん巨大化したような節もある。何年生きるのか知らないけど、どんどん大きくなってしまったら置く場所も考えないといけないし、存在を強く主張するようになると気になって世話をしなくてはいけなくなる。だから、これくらいでとまっていてもらうことにしよう。 このままベランダの片隅にそっと追いやって、また来年の秋の楽しみとしよう。
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