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2005年9月25日、愛・地球博閉幕の日にモリゾーとキッコロは森へ帰った……はずだった。 しかし、衰えぬ人気に松坂屋のグッズ・セールのため呼び戻され、今度は頼んでもないのに瀬戸市の住民に無理矢理組み込まれることとなった(誰でも住民票を200円で交付してもらえる。待ち時間は2時間とか)。 住所は瀬戸市海上の森2005番地。そこにモリゾーとキッコロは住んでいる。もう住所不定じゃない。お手紙や郵便物も届く。宅配便も。 そして私は海上の森へ向かった。
しかし、森の中を歩けどあるけどモリコロの姿は見つからない。 というか、海上の森2005番地って、どこですか? 訊ねようにも、森の中には一切人影がない(訊ねられた方も困る)。 海上の森はとっても広いのだ。端から端まで歩くと3時間くらいかかるかもしれないくらい。 結局、モリゾーとキッコロにも会えず、野草の収穫もほとんどなく、日が沈んだ。 霊感ないからな、私(そういう問題か?)。 どうやらモリコロに会うには松坂屋に行くしかないらしい。
モリゾーとキッコロの人気は、万博が終わってから更に増したような感じさえある。公式グッズの人気が特にすごくて、オークションでは軒並み定価を超えてしまってるし、昨日から再開された公式オンラインショップは、あっという間に商品が品切れになってしまった。限定発売のモリゾー、キッコロ・パック(グッズの福袋)各400個は、5分で売り切れた。私も挑戦したけど、まったくつながらずに終わった。 まさか協会もこんなに売れるとは想定してなかったのだろう。分かってたらもっと大量に作ったはずだし、閉幕後の販売計画も万全にしてたはずだ。対策が後手後手に回ってしまっているあたりが商売下手の名古屋(愛知)らしい。
どこかでモリゾーの着ぐるみレンタルさせてくれるところはないだろうか。会場で使ってたやつはどうしたんだろう。もし借りられるのなら、自らそれを着て、海上の森に潜んでいたい。そして散策者が来たら、ちょこっとだけ姿を目撃させて、一目散に逃げていくのだ。なんだ、あれ! と話題になること間違いなし。海上の森でモリゾーを見たというウワサがウワサを呼び、連日大賑わい。きっと楽しいだろうな。 ただ問題は、大勢の人に追いかけられて逃げ切れるほど私に体力があるかどうかということだ。捕まったら、何してんだキミは、いい歳して、とか怒られてしまいそうだものな。ちょっと危険だな。でも欲しいな、モリゾーの着ぐるみ。
愛知万博ではいくつかの笑えるエピソードがあったけど、私が一番好きなのは、モリゾーが(正確にはモリゾーの着ぐるみを着てた人間が)、芝生で弁当を食ってる姿を見てちびっこが泣いた、という話だ。 ええ〜ん、お父さぁ〜ん、モリゾーが弁当食べてる〜、うううううっっ。 当然、その着ぐるみの男はこっぴどく叱られたそうだ。 確かにモリゾーが芝生で頭を取って弁当食べてちゃまずいだろうとは思うけど、そんな微笑ましいエピソードが私は好きだ。
次はあなたの街にモリゾー(を着た私)が現れるかもしれない。
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