
Canon EOS D30+EF35-135mm(f3.5-4.5), f3.5, 0.3s(絞り優先)
夕陽を追いかけていたら逃げられた。西の空が広がる河原へ出てみたけど、もう姿は見えず、それならもっと高いところへ登るしかない、ということで久しぶりに尾張旭のスカイワードあさひへ行ってみた。 でも、ここでももう太陽を捉えることはできなかった。残念無念また来週(これ前も言ったなぁ)。 ただ、その代わりに思いがけず夜景が広がっていたので喜んだ。夕陽撮影から夜景撮影へと気持ちを素早く切り替え、ヤングなカップルの甘い語りをものともせず、彼らの死角に回り込んでシャッターを切りまくる私であった。D30の安っぽいシャッター音って、こういうとき恥ずかしいよなと思いながら。
これは尾張旭から見た名古屋郊外の夜景だ。中央左寄りに東山のスカタワーが見えているから、ご近所さんなら、ははーん、あのあたりだなと見当がつくんじゃないだろうか。少し右を向くと名古屋駅のツインタワー、左には瀬戸のデジタルタワーが見える。 それにしても名古屋の街並みは低い。そして暗い。これを見るとあらためてそう思う。高層ビルどころか、高層マンションさえない。名古屋は他の大都市と比べて土地面積が広いんだろうか。高い建物の少なさは、規制で建てたくても建てられない京都並みなんじゃないかと思うほどだ。写真のこのあたりが高層ビルだらけになる日はおそらく訪れないだろう。100年後も大して変わってないような気がする。
D30は、夜景は得意な方だと思う。Canon特有のノイズの少なさに加えて、スローシャッター時のノイズリダクションも効きがいい。300万画素クラスということで細密度は足りないけど、夜景の雰囲気はなかなかよく出てる。 ただし、この写真に関しては、手持ちで開放f3.5の0.3秒というセオリーを無視した無茶な撮り方をしてるので、これが精一杯の実力というわけではない。ちゃんと三脚を立ててもっと絞れば更に画質はよくなるはずだ。 時間帯的にもあと30分か1時間くらいして、空が紺色になった頃がベストだろう。
このスカイワードあさひの夜景は、マイナーといえばすごくマイナーだけど、一部ではそれなりに知られてるようだ。今日は先にワン・カップルいて、帰りにツー・カップルとすれ違った(この数え方は数取り団的にはアウトだろうか?)。 夜の9時半まで開いてるし、何よりも無料なのがいい。ちょっとオススメしたいスポットだ。しかし、フォー・カップル以上がいるときに、カメラと三脚を持って写真を撮りにいくのは捨て身の勇気が必要かもしれない。四方向を埋められてる中に割り込むのは苦しいものがある。まさに四面楚歌。四方から聞こえる甘い囁きを切り裂くように響くシャッター音。 うーん、想像するとシュールな世界がそこに広がる。
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