現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
貧乏性仲間に捧ぐ、ケチケチッチキチーなカメラ保管法 2006年2月16日(木)
2006年02月17日 (金) | 編集 |
ケチケチデジカメ保管法

Canon EOS D30+EF50mm(f1.8), f2.5, 1/20s(絞り優先)


 節約とケチは違う。無駄遣いしないことが必ずしも貧乏を意味するわけではないように。じゃあおまえは金持ちなのかと問われたら、自信を持って答えよう。否! と(自信を持つなよ)。
 しかし、金がないならないなりに楽しむことはできる。私は、あるときはあるだけパッと使い、ないときはないときでチマチマ使って、どちらも楽しむことができるというおめでたい人間だ。もすごく貧乏な経験をしたことがないからというのもあるのだろうけど、性格的な部分も大きいと思う。貧乏は恥じゃない、不便なだけだ。誰かが言ったそんな名言もあったっけ。
 くれぐれも、1円玉や5円玉がいっぱい入った海苔のビンとかを私に送ってくるのはやめてください。そんなに困ってませんので。

 お金に余裕のある人はカメラやレンズの保管に防湿庫なるものを買う。数万円から数十万円する。それほどまで神経質になりたくないって人はドライボックスを買う。湿度計が付いたカメラ用のものでも1,500円か2,000円だからそんなに高いものじゃない。それさえも買いたくないという人は私にお任せを。ケチケチ・カメラ保管法を紹介しましょう。
 ポイントはただひとつ、新聞紙にくるむこと、それのみ! それのみかよ!
 いやいや、新聞紙を侮っちゃいけませんよ。小学校のとき、雨降りの水たまりの靴でバシャバシャ入って遊んで、家に帰ってからお母さんが丸めた新聞紙を靴に入れておいてくれたら次の日はすっかり乾いていた、なんて経験をした人も多いはず。え? 時代が古いって? でも、それくらい新聞紙は湿気を吸い取るのだ。これをカメラに使わない手はない。
 新聞でくるんで、100円ショップで売ってるプラケースに入れて、お菓子の袋に入っていた乾燥剤を入れておけば、湿気なんて関係ないぜ、目じゃないぜ、お呼びじゃないぜ、となる。これでイヤなカビからも守られて万々歳、のはず。たぶん。きっと……。少なくとも、何もせずに部屋の中に置いておくよりは5割くらい安心感が増すというものだ。
 これなら100円で事足りる。うーん、なんて貧乏なんだ。いや、なんて節約上手なんだ、私。自画自賛。
 けど、古新聞ではさすがに貧乏くさいと思ったあなた。私もそう思って、ちょっと見栄を張って英字新聞にしてみた。決して毎日英字新聞を読んでいるというわけではないので、私を過大評価してはいけません。悲しい日本人の習性として、英字新聞だとなんとなくカッチョよく見えてしまうという典型的日本人の私。インテリアにさえなったような錯覚。G.I.のおじちゃん、ギブ・ミー・チョコレート、みたいだなと思わないでもないけど深く考えるのはよそう。英字新聞は今回オークションで安く買ったけど(2部で送料合わせて200円ちょっと)、街中の駅ならキヨスクにも120円かそれくらいで売ってるはず。使わない食器をくるんでおいたり、ちょっとした贈りもののラッピングに使ったりと、何かと利用できるので英字新聞はオススメしたい。

 オススメといえば、100円ショップにはカメラ用に流用できるものがいろいろある。特にこりゃいいやと思ったのが、写真にもある500ml用のペットボトル袋だ。これがレンズを入れるのにおあつらえ向きのサイズで、とても気に入って使っている。ショルダータイプにすれば、肩にかけて持ち運べるし、適度なクッション材が入ってるので鞄の中に入れて運ぶときも安心だ。家の中では保管用にもなるし、100円だからレンズの本数分買ってもたかが知れている。
 ただし、デザインや色は嫌がらせかってくらいイケてないものが多いので気をつけたい。なんでピンクとか水色とかなんだろう。素直に白や黒にしておいた方が一般受けするはずなのに。写真に写ってる持ち手が木のグレーのバッグは珍しくセンスがよかった。

 ついでに新聞紙の再利用法についても少し。「しんぶんし」は、読み終えたところで「しんぶんがみ」になる。これをまず自覚したい。読み終わったら捨てるだけのものじゃない。今は昔のように廃品回収もなくなったし、ただ捨てるのはもったいない。
 靴箱や押し入れに入れて湿気を吸わせる、タンスの引き出しに入れて防虫効果、野菜をくるんで長持ちさせる、料理の油を吸わせてゴミとして捨てる、ホームレスになったときに体に巻いて寝る、など利用方法は多岐にわたる。濡らしてガラスを拭くときれいになるというけど、その前に手袋をしないと手が真っ黒になってしまうので注意が必要だ。あとはやはり、定番として弁当箱を包む、だろう。昭和初期かよ! でも、あなたがもし高校生や中学生なら、明日の弁当箱は新聞紙にくるんで学校に持っていってみてください。きっとクラスの人気者になれるでしょう(なれるかなぁ)。

 カメラやレンズの保管湿度は30〜50%じゃなきゃダメだぜ、なんていうシビアな人は認めてくれないだろうけど、思い切り安く済ますカメラとレンズの保管法として新聞紙と100円ショップのコラボレーション保管はオススメしたい。新聞はちょくちょく替えた方がいいです。新聞がなければコミック系の週刊誌なんかでも同じだと思う。
 あなたも明日から始めてみませんか、ケチケチ・ワンダフル・ライフ。
 念のため言っておくと、古新聞も送ってこないでください。

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