 Canon EOS 650+SIGMA28-200mm(f3.5-5.6)+Kodak GOLD100/ D2400UF
なまぬるい空気の曇り空の下、ベンチに座ってひなたぼっこをするノラ2匹。明らかな血縁関係が見て取れる。このそっくり度は親子ではなく兄弟だろう。キミたち、兄弟かい? と訊かれて、いえ、違います、友達ですよ、と答えても信じてもらえまい。模様の位置がそっくりで笑えた。奥の方のやつが首のところに模様があるから区別はつくけど。 ここ落合公園にはたくさんのノラがいる。去年も7,8匹見かけたけど、今回はそれ以上いた。カリカリを投入しようと近づいたら、あっちにもこっちにもいた。相変わらずの盛況で安心した。茂みをのぞいたらカリカリを入れたケースが置かれている。なるほど、お世話をしてる人がいるんだ。私がカリカリをあげるまでもなかった。 ようやく暖かくなってきて、ノラたちものんびり過ごしているように見えた。無事冬を乗り越えられてよかった。栄養さえあればちょっとした病気くらいなら自力で治せるものだ。 ノラが多い公園が私は好きだ。地域の人たちの優しさが感じられるから。そういう点でもここは気持ちのいい場所だ。
誰がどんな基準で決めたのかは知らないけど、春日井市にあるこの落合公園は「日本の都市公園100選」というものに選ばれている。有名だったり、広かったり、歴史があったりするだけでは選ばれないようだ。名古屋では東山公園、大高緑地、名城公園が選ばれているけど、鶴舞公園や庄内緑地などは選ばれていない。愛知県では、岡崎公園、三重県では松阪市の中部台運動公園のみ。このへんの基準も分からない。なんでうちの公園は選ばれないんだー、という抗議が殺到したんじゃないかと予想するけど、実際のところは知らない。選ばれたからといって何かいいことがあるわけでもないだろうけど。 面積24haの広い公園で、落合池を中心に、大芝生広場、釣り池、噴水、日本式庭園、バーベキュー場、ここのシンボルである水の塔「フォリー」などがあって、家族連れでのんびるするのはとてもいいところだ。 春には桜まつり、わいわいカーニバル、夏には納涼まつりなどのイベントも用意されている。桜の名所でもあり、1,000本のソメイヨシノが咲いた光景はなかなか見応えがある。夏の花火も有名で、夏場には市民プールが開いてちびっこでにぎわう。 無料駐車場は400台分あって、夜の10時半まで開いてるのも嬉しい。夜は水の塔がライトアップれて夜景も楽しめる。 犬の散歩の人も多い。鳥もたくさんいるから鳥見、鳥撮りもできる。家族連れにも、カップルにも、ひとりでも、いろんな人におすすめしたい。 と、落合公園宣伝マンのようになってしまった私だけど、落合記念館の宣伝をするつもりはまったくない。福嗣くんは大きくなってますますあの調子なんだろうか。
猫は暖かいところが大好きだ。だから日光も好きなんだろうと思うとそれだけではない。猫は日光に当たることで皮膚でビタミンDが作られて、毛づくろいでなめることでそれを体内に取り込んでいる。たぶん猫はそんなことはちっとも知らないだろうけど。ビタミンDだニャンなどと思って体をなめてるやつはきっといない。 これは人間にも同じことが言えて、人も日の光の紫外線を浴びることで皮膚のコレステロールをビタミンDに変化させている。食事で半分、皮膚から半分摂取してると言われている。ただし、日焼けしてしまうとその変化は止まって逆に紫外線が有害になるので、ほどほどに太陽に当たるのがいい。 ビタミンDはカルシウムの働きを助けて骨を作るときに役立つビタミンで、これが不足すると骨や歯が弱くなったりする。イライラしてる人を見るとすぐに牛乳を飲めという人がいるけど、あれはあながち間違いではなくて、カルシウムが不足すると精神のバランスが不安定になるということが実際にあるそうだ。そしてカルシウムを作るときにビタミンDも必要になってくる。イライラしたら日光浴しながら牛乳を一気飲みするといいでしょう。いや、一気飲みじゃなくてもいいけど。家猫もたまには陽の当たる場所に出してあげるといいだろう。
ひなたぼっこの「ぼっこ」って何だろう、と思った人は多いんじゃないだろうか。調べてみたけど、いくつか説があるようで、はっきりしたことは分からなかった。「ひなたぼこり」が「ひなたぼこ」になって、それが「ひなたぼっこ」に変化した、というのが一般的な説のようだ。ほこりは、埃だったり、誇りだったり。他には「惚け在り」の変形だという説もあるとか。個人的には遊びを意味する「ごっこ」の変化なんじゃないかと思ったりもする。「ひなたごっこ」が「ひなたぼっこ」に、あり得ない話じゃない。 冬の季語だということは今日初めて知った。確かに夏場はひなたぼっこというより日光浴だ。 ひなたを英語でsunny place。ひなたぼっこをするというのは、bask in the sunという言葉がちゃんとあるそうだ。この感覚は世界共通のものなんだろうか。日本では縁側で猫とおばあちゃんがひなたぼっこというイメージがあるけど、そういう光景もだんだん失われつつある。公園でひとりベンチに座ってひなたぼっこというのは、人と時間帯とシチュエーションによっては、あの人大丈夫かなと不安感を抱かせる場合がある。本人の意志とは裏腹に。 もし私がこの公園のベンチでひとりひなたぼっこをしてるところを見かけたとしても、それは好きでやってることで、決して人生に疲れたとか絶望したとかではないので心配しないでください。生きてりゃいいことあるよ、などと声をかけてもらわなくても大丈夫ですから。ああ、今ビタミンDを生成してる最中なんだなと優しく見守ってください。

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