現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
地に足のついたサンデー料理はどこか物足りない 2006年4月30日(日)
2006年05月01日 (月) | 編集 |
地に足のついたサンデー料理

Canon EOS 10D+EF50mm (f1.8), f6.3, 1/13s(絞り優先)


 先週は空想南米料理だったので、今週は地に足のついた料理にした。べた足サンデー料理と名づけよう。扁平足じゃないけど。ついでに言うと、絶壁でもないし、つむじが2個あったりもしない。
 御飯は基本通り白い御飯。土鍋で炊いているので、お焦げ入り。
 メインはいつもの魚料理のアレンジ。御飯の奥の白いやつがそれで、魚とキノコのホワイトソース味。マグロの切り身に塩、コショウと小麦粉をまぶしてバターとオリーブオイルで焼いて、エリンギとシメジも時間差で投入。
 ソースは手作りホワイトソース。これももう何回も作ってるから慣れた。タッパーに薄く小麦を敷いて、スライスしたバターを並べて乗せる。電子レンジでまず5分ほど加熱。バターが溶けるからそこに牛乳をひたひたになるまで加えて混ぜる。それをレンジで2分。更に牛乳をひたひたにしてよく混ぜて、レンジで1分ほど加熱すれば出来上がり。フライパンでやるより手間いらずでダマダマにもなりにくい。牛乳の量を増やしたり減らしたりすれば固さも自由に調節できる。熱いうちに塩、コショウを振っておくことも忘れずに。

 御飯の右はタケノコのトマトジュース煮。まだまだもらいもののタケノコがあるからどんどん消費しなくてはならない。通常の煮込みも天ぷらも飽きたという人にもおすすめしたい。
 タケノコはあらかじめ下ゆでしておく。ニンニク、タマネギを刻んでオリーブオイルで炒め、ベーコンと鶏肉、粗みじんのトマトを追加投入。火が通ったところで白ワイン、トマトジュースを注ぎ込み、コンソメの素で味を付ける。足りなければ塩、コショウ。15分くらい煮詰めて、パセリを散らせば完成。ちょっと洋風だけど御飯にも合うし、こういうタケノコの食べ方もたまにはいい。
 右奥は、豆腐のカラシしょう油味ステーキ。よく水を飛ばした木綿豆腐を好きな大きさに切って、オリーブオイルで焼く。上に乗せているのは、卵を薄く焼いて細切りにしたもの、鶏肉のコマ切り、白ネギなど。ソースは、からししょう油に白みそ、塩、コショウ、酒、みりん、オリーブオイルを混ぜたいつものやつだ。
 豆腐はちょっとおかずが足りないときに付け合わせとして役に立ってくれる。好みのソースがあれば、焼いてそれをかけるだけでもおかずの一品として成立する。

 今回は味の方も地に足がついていた。浮ついたところもなく、学級委員長も任せられそうな料理だった。どんな料理だ、それ?
 家庭料理としては、どこの一般家庭に出してもまずまず文句のないところだろうと思う。特別な感動や驚きはないにしても。
 でも、まとまりがあって出来がいい料理を作って食べたときほど何かが物足りなさを感じてしまう。私の作りたいものはこんなものじゃないんだと思ってしまう。窯から出した陶器を無表情に次々と地面にたたきつけて割ってしまう陶芸家の気持ちが分かる気がする。もちろん、だかといって料理を捨てたりはしない。先生、やめてください! と止めに入ってくれる弟子もいないし。
 趣味の料理としては、これじゃあやっぱり駄目だ。何か新しい食材なり、別の調理法をもっと積極的に試していかなくては。まだ蒸しものはやったことがないから、来週はそのへんでいってみようかと思っている。となると、中華あたりだろうか。オリジナルシュウマイとか。蒸しづくしってのもありかもしれない。魚に肉にエビ、なんでも蒸せないものはない。茶碗蒸しにも挑戦してみたい。
 よし、来週私は、蒸しキングとなろう。そのあかつきには、私のことをポポ・オオタと呼んでください。守護者の証は誰にも渡さないぞ。

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