現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
自分の料理に初めて値段が付いたサンデー料理 2006年5月14日(日)
2006年05月15日 (月) | 編集 |
母の日サンデー料理

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f2.8, 1/40s(絞り優先)



 今日は母の日。だからサンデー料理はお袋の味にしようと思った。けど、カレーにしようか和食にしようか家庭料理にしようかとあれこれ考えてるうちにメニューは横すべりして、気づけばノーマル料理になっていた。こんな料理、母親作ったことないぞ。裏の裏をかいたつもりが表に。
 お袋の味というよりも自分の味になった今日のサンデー料理。ちゃんとお袋の味に仕上がったら、寂しくひとりでご飯を食べているであろう森進一に届けたかったのに。「おふくろさん」のモノマネをしながら。

 お袋の味料理から出発したなごりは、肉じゃがに残っている。ただし、これはもはや通常の肉じゃがではなくカレーに近い料理になっているので、母親の味からは遠いものとなっている。
 牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを炒めて、だし汁で煮込んだあと、しょう油、酒、みりん、砂糖で味付けし、更にカレー粉でカレー風味に仕上げてある。でもこれは美味しいと思う。普通の肉じゃがよりもこちらの方が好きだ。ややスープを多めにして、甘辛くしてあるので子供でも喜ぶと思う。
 でも、なんで女の人に肉じゃがを作ってもらいたがる男は多いんだろう? こんなもの誰でも簡単に作れるのに。料理の中ではかなり難易度は低い方だ。美味しいチャーハンを作る方がよほど難しい。だから、つきあい始めた彼女が肉じゃがを作ってくれたからといって、料理が得意と決まったわけじゃないので油断は禁物だ。

 右奥は、蒸し料理の延長戦。蒸しキングになるために、今後もちょくちょく蒸しものは作っていこうと思っている。今回は、豆腐を崩したものに、とじた卵、カニ缶、白身魚、カタクリ粉を混ぜ込んで蒸してみた。味付けは、しょう油と酢とごま油を煮立てたもの。中華と和風のミックスで、さっぱり味で美味しかった。他にもエビやらキノコ類を加えたりするなど応用もきくし、これはちょっとおすすめしたい一品だ。ごま油の風味が効いている。

 最後はタケノコ料理。いつまで竹の子族やってるんだと80年代に青春を過ごした人からのツッコミが入るかもしれない。いやいや、原宿の歩行者天国なんて行ったことないです、とかわしつつ、この春最後のタケノコ料理となった。もらいものを食べきるのにだいぶ時間がかかってしまって、もはや新タケノコとは呼べなくなっていた。
 今回もこれまで食べたことのないタケノコ料理に挑戦ということで、シーチキン焼きでいってみた。ニンニクを刻んで炒め、輪切りにしたタケノコを白ワインで炒めて、シーチキンを投入したあと、マヨネーズ、カラシ、しょう油で味付けした。これはいい。今まで食べた中で一番のタケノコ料理だ。タケノコは煮るだけじゃなく焼いてもいいのだということが今回でよく分かった。

 母の日料理から脱線してオレ流料理になってしまったけど、味の方は文句なしの出来上がりだった。自分が作ったものにケチをつけずに食べることができたのは、今回が初めてかもしれない。同じ料理は二度作らないというのが基本姿勢のサンデー料理だけど、この3品に関してはもう一度作って食べたいと思った。これなら500円は出してもいい。
 ということで、この料理が食べたい人は、500円を持ってうちに遊びに来てください。ただし、毎日は来ないでください。




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