現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
趣味で作る料理はフレンチが一番楽しい 2006年5月21日(日)
2006年05月22日 (月) | 編集 |
フレンチ風は楽しい

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.0, 1/30s(絞り優先)



 先週のサンデー料理は母の日崩れ和風だったから、今週はフレンチにしてみた。食材はフランス産じゃないし、白い米のご飯だからフレンチとは言えないけど、どこかに所属させるとしたらフレンチに入れてもらうしかない。ボンジュー、ちょっとお邪魔します。サ・ヴァ?
 何料理が一番好きかと問われれば、迷うことなく和食と答える。じゃあ作るのも和食が一番楽しいかといえばそうではない。一番楽しいのはなんといってもフレンチだ。セコセコ、チマチマした手作り感覚が、私の性に合っているらしい。
 どこの国の料理も、食べる人のために作るという大前提がある中で、フレンチだけが作ることそのものが目的となり得るという性質を持っている。フランス料理は、世界のどの国の料理とも似ていない。皿にソースで絵を描いて喜んでるのはフランス人だけだ。そういう自己満足的というか、自己完結的なところが、美味しく食べるためではなく趣味として作っているサンデー料理にはよく合う。

 というわけで、今日のフレンチ風料理は3点。
 まずはキス。いや、フレンチキスとかそういう話ではない。魚のキスだ。
 たまには変わった魚を使ってみようとということでキスを選んだ。料理は至って単純。オリーブオイルとバターでキスを焼いて、付け合わせのアスパラとネギの上にソースをかけただけだ。
 ソースは、オリーブオイルをベースに、白ワイン、カラシ、酢、ハチミツ、刻みパセリ、バジルを混ぜて作った。
 味は問題なし。冒険してないから安定感のある美味しさだった。言葉を変えれば、面白みがないという言い方もできるかもしれない。
 左上は何と言ったらいいのか、甘エビのサラダとでもいうんだろうか。甘エビを軽くあぶって、少し茹でたトマト、大葉を並べ、ソースをかけた料理だ。ソースは、オリーブオイル、白ワイン、レモン、カラシ、しょう油、パセリを混ぜたものとなっている。しょう油とカラシとオリーブオイルは相性がいい。フランス人もしょう油を使えばいいのにと思う。日本のフレンチレストランでは使っているだろう。
 最後は野菜スープ。今日の中ではこれが一番美味しかった。ニンニクの刻み、鶏肉、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツを、オリーブオイルとバターで炒める。その後白ワインで少し煮込んで、水を加えて弱火で30分ほど煮込みながらアクを取り、コンソメの素と塩、コショウで味付けして、更に少し煮込んで出来上がり。これはバターが味の決め手となる。

 今日もまた、面白くないほど波乱もなく美味しく仕上がってしまった。こんなつもりじゃなかったのに。値段は前回の500円から値上がりして550円になってしまった。一週間で50円も上がってしまうなんて、ガソリンみたいだ。ただ、いつ暴落するかもしれない危険をはらんでいるのが私の料理なわけで、来週は200円くらいになっている可能性も大いにある。その日の出来不出来を自己採点して値段が決まる店、そんな不安定な店には通いたくない。出来がよくても悪くてもお客にとっては微妙。
 フレンチに関しては、食材を全部揃えるのは大変だから本格的なものはできないけど、家庭料理の範囲内で今後も作っていきたいと思っている。やっぱりフレンチは楽しい。そのうち私も皿にソースで絵を描き出すに違いない。メイドカフェのメイドさんがオムライスにケチャップで描く絵には負けないぞ(誰と対抗してるんだ)。
 まずは1,000円の値段が付けられるくらいまで上達したい。550円程度では、材料費と光熱費を考えると一日100食作っても5,000円くらいの儲けにしかならない。なので、550円を持って日曜の夕方私の家に来るのはやめてください。




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