現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
花フェスタ記念公園で今年も一年分のバラを見てきた 2006年6月8日(木)
2006年06月09日 (金) | 編集 |
花フェスタのバラ園見頃過ぎ

Canon EOS 10D+TAMRON 28-300mm XR(f3.5-6.3), f5.0, 1/400s(絞り優先)



 バラのシーズンも終わりが近づき、梅雨入り宣言がなされたということで、今日行ってきた、花フェスタ記念公園。去年に続いてこれが二度目となる。
 平日で小雨がパラつく閉園1時間半前ということで、人は驚くほど少なかった。午前中は駐車場まで1時間待ちなんて話を聞いていたから。ちょっと拍子抜けした。人が少ないと風景に人が入ってこないからいいと言う人もいるけど、私は人が入ってる写真の方が好きなので、むしろ残念だった。
 去年は10周年記念と愛知万博の共催が重なって一大イベントが行われ、それはもう大変な賑わいだった。私が行ったときも、終了間際でものすごい人に大いにひるんだ。あれを経験してるから、よけいに人の少なさにびっくりしたのだった。一時、周りを見渡したら誰ひとりいなくなっていて、もしかして閉園して閉じこめられたか? と本気で心配になったくらいだ。
 人の数はともかくとして、バラはどうかといえば、これがまたもや遅刻。今年は完全に花の見極めが狂ってしまっている。桜から藤、カキツバタと、すべてベストを外してしまった。涼しい春から初夏で花の開花が例年より遅れていることは確かなのだけど、私自身がそれ以上に出遅れてしまっている。バラまでそうなるとは思ってなかった。だいぶ花も落ちて、最盛期に比べて3割引といった感じだった。見頃は一週間くらい前だったのだろう。
 写真に関しては、もう行く前からあきらめていた。去年、バラを撮り放題でウハウハと思っていったら、あまりの種類と量に打ちのめされて、結局ほとんど満足に撮れなかったのだ。ここは写真向きの場所じゃない。あまりにもとりとめがなさすぎて途方に暮れてしまうのだ。バラを一種類ずつ撮っていたら、何時間ではなく何日かかるか分からない。何しろバラ園だけで7,000品種もあるというのだから。それに、100種類もバラを撮っても、ネットに載せる場所がない。そんなわけで、今日はこんなバラ風景や人ばかり撮っていた。

 この公園は、1995年に岐阜県の可児市で花フェスタというイベントが行われた場所の跡地に作られた。だから花フェスタ記念公園という名前が付いている。当初はバラの数も少なく、かなりしょんぼりした公園で評判はパッとしなかったのだけど、去年大きく生まれ変わった。その前までは日本一のバラ園を自称していたものを、この年、一気に種類を増やして世界一のバラ園を名乗るようになったのだった。世界一素晴らしいバラ園は世界のどこかにあるのだろうけど、種類だけでは確かに世界一なのかもしれない。7,000品種6万株というのは世界広しといえどもそうはないだろう。
 メインはなんといっても世界のバラ園、写真のこの場所だ。日本、英国、フランス、ドイツ、アメリカのバラを集めて、これでもかっていうくらいに咲かせている。見覚えのある有名どころから、他ではなかなか目にすることがないようなものまで。私なんかが知ってるものはほんの一部でしかない。
 ここ以外にもいろいろな見どころがある。アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーの庭を再現したターシャの庭、育成家別のバラ園、オールドローズ・ガーデン、白バラ園、青いバラを集めた庭、コンテスト・バラ園などなど。バラ以外にもたくさんの花々が咲き乱れている。

 今年は2度目ということで、新鮮な驚きはなかった。それよりも驚いたことは、慣れの問題だ。最初に入園したときは、バラの濃密な香りを含んだ空気が迫ってくるように感じるのに、1時間も歩いていると慣れてしまってバラの香りさえ忘れてしまいそうになる。圧倒的なバラの数も見てるうちに当たり前となり、感覚が麻痺してくる。人間の慣れってすごいなとも思うし、恐ろしくもあった。ここで働いている人たちは、バラ自体に不感症になってしまうんじゃないだろうか。
 全体の広さは81ヘクタール。バラを見ながらゆっくり歩いて1時間から1時間半くらいだろう。私はノンストップで歩き続けて、写真をそれなりに撮って、1時間半でおなかいっぱいになった。根っからのバラ好きで、詳しい人なら、3泊4日くらいしても飽きないのだろうけど。
 最後に、今回もブルーヘブンを見て、やっぱり青くないよなぁと思いながら花フェスタを後にしたのだった。夢の青への道のりはまだまだ遠い。

 なんにしても、ここはバラ好きなら一生に一度は訪れたいバラのメッカと言っていいと思う(メッカって言葉も古いな)。世界一を自認するだけのことはある。自他共に認めていい。あまりのバラの種類と量に圧倒されて、すごいんだかすごくないんだかしまいには分からなくなるほどだ。
 北海道や九州からでも来る価値はあるかというとちょっとどうかと思うけど、関西から関東圏ならオススメしたい。入場料の800円も高くない(コンビニで前売り券を買えば700円)。私の家からもう少し近ければ2,400円(今なら2,000円)の年間パスポートを買って入り浸りたいくらいだ。バラだけじゃなく年間を通していろんな花が楽しめる。
 来年もまた行こう。花フェスタでバラを見れば、向こう一年はもうバラを見なくていいと思える。




プロフィール

オオタ(マサユキ)

Author:オオタ(マサユキ)
ブログランキング・バナー(FC2)
ブログランキングに参加してます
Dry&Wet(ホーム)



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する