現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
紅葉料理失敗で自分の絵心を疑うことになったサンデー 2006年11月19日(日)
2006年11月20日 (月) | 編集 |
紅葉サンデーはイメージ不足

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f2.8, 1/40s(絞り優先)



 今日のサンデーは最初から最後までイメージ不足が響いて納得のいくものができなかった。ちょっと悔しくて自ら補習しようと思ったけど、食べたらおなか一杯になって補習は無理だった。もうおかわりできません。
 最初和風を考えていたらいつの間にかコースをそれて曲がって、洋食と和食の中間でエンストした。洋食と和食と片足ずつ突っ込んで股が裂けそう。ひとつにはゴボウとニンジンの紅葉料理に気を取られすぎていたというのがある。
 そう、今日のメインは直前に思いついた紅葉記念サンデーだったのだ。ニンジンをモミジの型に切って、ゴボウを木に見立てたらモミジっぽくなるんじゃないかと考えた。しかし、そんなに簡単なものではなかった。ゴボウとニンジンだけで紅葉のモミジを描けるのは、尾形光琳くらいだ。裸の大将でも難しいだろう。
 そこで、急遽、カボチャでイチョウを追加してみた。なのだけど、カボチャのように厚みのあるものでイチョウをかたどるのは難しい。薄く切って煮るとすぐに形が崩れてしまうし、厚いとイチョウっぽくならない。
 結局、皿の上に並べてみたら、幼稚園生のラクガキのような料理になってしまった。がびーん。美術の成績はずっと5だったという心の支えを失いそう。いつの間に私は絵心をなくしてしまったんだろう? どこかそのへんに落ちてませんでしたか、私の名前がついた絵心。おかしい、こんなはずでは。頭の中では見事な紅葉が描かれていたのだが。
 今日の教訓として、絵描き料理を作る場合は下書きが必要不可欠だ、ということだった。完全なるイメージ不足が失敗を招いた。最初に完成図があって、それに合わせて材料を切っていかないといけない。食材の場合はなかなか加工がままならないから。絵の具や粘土とは違う。
 次こそはもっとちゃんとした絵料理を作り上げたい。最終的な目標はスーラだ(それは無理)。

 紅葉崩れ料理は別にして、あとの洋食2品は上出来だった。
 コロッケ風に見えているのは、クリームソースとツナのトマトソースがけで、このバリエーションはもはや定番となった。
 クリームソースはいつものように小麦粉、バター、牛乳でレンジで作り、それに刻んだタマネギとツナ缶、小麦粉を混ぜ、パン粉でころもをつけて揚げ焼きにする。量が少ないときは油がもったいないし処理が面倒なので、揚げ焼きで充分だ。
 トマトソースは、トマトの皮をむいて(湯むきが楽)、乱切りにして、赤ワイン、タマネギのすり下ろし、バター、鶏肉、塩、コショウ、砂糖、トマトジュース、コンソメの素で煮込む。
 これは美味しいので問題ない。問題なさすぎて詰まらないくらいだ。

 手前は白身とチーズのパン粉焼き。
 白身魚は切り身に塩、コショウを振って、オリーブオイルで少し下焼きをする。具はいろいろ考えられる中、今回はあっさりアスパラと長ネギの白いところだけにした。白身の上にスライスチーズを載せ、アスパラ、長ネギを並べ、更にスライスチーズを載せ、その上からパン粉を振りかけてまぶす。その状態で皿に載せ、オーブンで7分くらい焼く(レンジではダメ)。
 ソースはバターソース。オリーブオイルでタマネギのみじんを炒め、そこにバターのかたまりを入れて溶かし、白ワインで伸ばして、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。パセリのみじんなどを加えてもいい。
 これはオススメできる。とても美味しい。白身のあっさり加減にチーズとバターの風味がマッチして、更にパン粉のパリパリ感がいい。

 というわけで、今日のサンデー料理は、2勝1大敗となった。モミジさえ上手くいっていれば完勝だったのに、得失点差でマイナスになってしまった感じだ。それ以前に洋食2品との組み合わせが悪いだろう、という反省も残った。やっぱり料理の系統は揃えたいところだ。KAT-TUNの中にえなり君が入ったらおかしいものな。
 ひとつのアイディアとして、一枚絵料理というのを考えている。一枚の大皿の上に、様々な色の食材を使って一枚の絵を描く料理だ。美味しさを度外視すればそれなりのものができそうだけど、一応料理として成立させつつ絵も描くとなると難しいかもしれない。近いうちに一度挑戦してみたい。そのときこそ、私に5をくれた美術の先生たちが間違っていなかったことを証明してみせたい。そして、その先生たちのところへお礼参りに出向こう。これ、作ったんですけど、よかったら食べてください、と無理矢理料理を押しつけて走り去る私の背中を見て、先生たちは私を思い出すだろうか。




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