現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
無国籍サンデー料理と突撃!私の晩ごはんが始まる
2007年02月05日 (月) | 編集 |
無国籍サンデー

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f2.8, 1/40s(絞り優先)



 何もない日曜日はサンデー料理。それは平和な証。または、暇人の証明。しかし、台所は平和な世界とは言えない。乱れる流し台。焦る私。飛び散る汁。床には作りかけの料理が入ったフライパン。流しには鍋やスプーンや小皿がとっちらかり、電子レンジでブレーカーが落ちて暗闇の世界。こんなときに新聞の集金はやめてくれ。
 今日のサンデー料理のテーマは、フレンチからエスニックへ移って途中で中華に寄り道してたら出来上がりは無国籍になった。作る前のイメージと完成型がこれほど違ってしまったのは初めてかもしれない。頭の中の料理はまったくこんなふうではなかった。もっとエレガントでスタイリッシュでファンタスティックな出来上がりになるはずだったのに。これって何料理なんだと訊かれたら答えに困る。自分で思っていたより東南アジア寄りになっただろうか。

 手前のエビのしっぽが見えてるやつは、一応ギョウザのつもりで作った。
 キャベツをゆでて千切りにしてから水気を絞り、ギョウザの皮でシーチキン、エビ、生卵で包んで蒸し焼きにした。皮は今回手作りをやめて市販のものを使った。やっぱり売ってるやつって実に上手くできている。自分で作ったらこんなに薄くて丈夫にはできない。
 ソースはケチャップっぽいけど実際は少し手間がかかっている。エビの殻、タマネギ、ニンニク、オリーブオイル、白ワインでダシをとって、殻を取り出してから、トマトジュース、ケチャップ、コンソメの素、オイスターソース、塩、コショウで味付けしてある。なかなか深い味になった。
 右のは野菜の串素揚げ。
 ニンジン、ジャガイモ、カボチャはレンジで3分加熱して少し柔らかくしてから串に刺す。アスパラ、タマネギ、マグロは生のまま刺して、小麦粉を軽くまぶして揚げる。揚げると味も食感も変わる。単に煮たものよりも美味しくなる。
 たれはめんつゆをダシで少し薄めて、酢、一味唐辛子、青のりを加えてある。これに浸けて食べるのだけど、上からがばっと掛けてしまった方が早い。
 左奥のものがヘンテコリンな料理になった。イメージとしては白身魚を中心として上品なピラミッド型をしたフレンチになるはずが、なんだか東南アジアの屋台で売ってるような得体の知れないものとなり果てた。見た目は完全に失敗。味は悪くなかったのだけど。
 白身魚、小エビ、鶏肉、シイタケ、タマネギ、コーン、トマトをソースで味付けしながら炒めた。
 ソースは、オリーブオイル、白ワイン、コンソメの素、カラシしょう油、塩、コショウを混ぜたもの。たっぷりのパセリを振りかけて完成だ。

 全体的な出来としては70点くらいか。見た目の悪さがマイナスポイントとなったのと、手間がかかってるわりに味にインパクトが足りなかったのが80点を超えなかった原因だ。頑張ってるのにパッとしないタレントみたいな料理とでも言おうか。
 今回、あらためて自分の料理の実力不足と料理の難しさを思い知った。こんな調子では突撃!私の晩ごはんも遠いなと思ったら、実はもう始まっていたのだった。ほとんど見切り発車的に。
 それが下のものだ。

突撃!私の晩ごはん第一弾

 なんだかひどく手抜きになってしまった、突撃!私の晩ごはん。記念すべき第一弾だったというのに。
 台所を借りての調理は勝手が分からないなどと言い訳しつつ、時間不足もあって手の込んだものが作れなかった。実力を発揮できず残念。
 白身魚のオムレツ風は、タマネギ、白身を刻んで、溶き卵とパン粉をまぶして焼いたシンプルなものだ。タルタルソースはゆで卵やマヨネーズなどで自作した。
 味はまずまずそれなりによかったのだけど、土鍋で炊いたご飯が大失敗で大失策。秋田こまちがタイ米以下になってしまうというていたらく。水加減と火加減を間違えたようだ。
 自分ち以外で料理をすることは思ってた以上に難しいものだった。なんとなく発表会のようで少しおじけづいたところもある。
 まだまだ人に出せるほど安定した力を身につけたわけではなかった。もっと修行が必要だ。向上心を持って、もっともっと作っていこう。
 それでも、何はともあれ、突撃!私の晩ごはんを始められたことは喜ばしいことに違いない。趣味のサンデー料理が大きな前進をした。今後月に一回か二回くらい突撃の機会がありそうだから、そこでも腕を上げていきたい。友達のうちに抜き打ちで作りに行けるくらいに。
 真の突撃料理人への道のりはまだまだ始まったばかりだ。いつの日か、今から突撃しまーすと留守電に吹き込んで林葉直子の家に突撃していった中原名人のようになれるだろうか。




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