現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
小幡緑地20分散策で撮った写真でお茶を濁す
2007年02月20日 (火) | 編集 |
小幡緑地のカルガモさん

OLYMPUS E-1+Super Takumar 300mm(f4), f4, 1/80s(絞り優先)



 夕方、日没まで少しだけ時間があったので、小幡緑地をぶらつくことにした。300mmのレンズを付けたE-1を肩からぶら下げてカジュアル感覚でお散歩と洒落込んだ(一般の人が見たら完全に鳥の人仕様になっている)。
 しかし、駐車場に着いて問題発生。そうだ、小幡緑地の東園って、冬場は5時半に閉まるんだった。いかーん、もう5時5分だよ。あと25分しかないではないか。今の名古屋の日没は5時半過ぎだから6時くらいまではゆっくりできると思ったら、大きな計算違い。結局20分の慌ただしい鳥探し散策となってしまったのだった。
 それがいかに短くてダメなことかというと、たとえば釣りを20分やるのと同じようなことと言えば分かってもらえるだろうか。よほどのベテランさんで鳥スポットを熟知してる人ならともかく、ローアマチュアの私ごときが20分で撮れるほど鳥の世界は甘くないのだよ、明智君。ちっちっち。これじゃあ、柳生博会長に叱られてしまうぞ。
 そんなわけで、今日は20分間に撮った写真を5枚並べてお茶を濁すことにしよう。ちなみに、お茶を濁すというのは、お茶の作法をよく知らない者が適当に濁らせたお茶を出してそれっぽく見せたところから、その場しのぎという意味になったというのが一般的な説だ。もしくは、お茶の 濁り具合などのどうでもいいことを話題にして、大事なことを誤魔化すところから来ているともいう。
 今日は文章よりも写真がメインとなる。もしくは、文章のスペースに写真を入れて水増ししたという言い方もできる。いらんことをしてたら時間がなくなってしまったという理由でもある。こんな日もあるさ。明日があるさ。明日がある、明日がある、明日があるさ〜。

小幡緑地の春色

 小幡緑地で見つけた春色。芝生も新芽が伸びてきて緑色が増えてきた。風はまだ冷たくて冬だけど、風が止まった日だまりにいると春を感じる。少しずつ緑地も春めいてきていた。2月も残すところ10日を切ったから、そりゃあもう春だ。
 春になって写真を撮っていると、世界はこんなにもたくさんの色が溢れていたんだと思い出す。冬の間の2ヶ月間、私たちは気づかないうちに色を失った風景に慣れてしまうのだ。

小幡緑地のススキ名残

 来る季節があれば去る季節がある。冬という季節は、4つの中でもっとも名残惜しまれない季節だろう。人は春と夏と秋の終わりにはその季節が去りゆくことを惜しみ嘆くのに、冬だけは去っていくのを喜ぶ。だから冬は心が冷えて寒くなってしまったのかもしれない。
 冬にだって冬ならではのいいところがたくさんあるのに。雪が街を覆う白の美しさや、霜が朝日に輝くきらめきや、冷たい風が彼女の頬を染めるピンクや、凍える体を寄せ合う温もりは、冬にしかないものだ。だから私は、人よりも少しだけ冬を好きでいて、冬が去っていくときは名残惜しむことにしている。ありがとうの言葉と共に、また来年の再会を約束して。

小幡緑地飛び去る鳥

 日没間際に飛び去った鳥のシルエットを後ろから捉えただけで、顔は見えなかった。アオサギだったか、カワウだったか。キミもきっと寝床へ帰るんだね。私もそろそろ帰ろう。帰る家があるということは幸せなことだ。そこに待つ人がいたらもっといい。それがホームとなる。心が帰っていく場所に。
 このとき、カワセミが突然目の前に現れて、水面にバチャンと飛び込んで魚を捕らえた。突然の出来事でカメラはまったく間に合わず。久々にカワセミを見て、ホバリングからエサ獲りまで披露してくれたというのに、なんて不覚。けど、あの一瞬の出来事を捉えるのは人間業じゃねぇ。飛んでるカワセミをきれいに撮った写真を見たら、それは人間業じゃないと思って間違いない。常人が普通のレンズで撮るのは無理。ポイントを決めてじっくり待ちの姿勢なら撮れるかもしれないけど。

小幡緑地の日没

 小幡緑地の日没。駐車場も時間切れ。夏場は7時まで開いてるのに、3月いっぱい5時半というのはどうしたことか。街中でもなく、そんなに治安の悪いところでもないし、もう少し開けておいても大丈夫そうなんだけど。愛知県の県営ということで、お役所仕事ということか。
 小幡緑地は、本園、西園、東園と飛び飛びになっている、中央園というのもあって、全部つなげるという計画があるはずなのに、どうも工事が進んでるような感じがない。愛知県はもうあきらめたのか。守山を名古屋のチベットと思って侮ってるんじゃないだろうか。全部つなげたら広大な緑地になって、かえって不便になるかもしれないけど、やれるものならやって欲しい。
 小幡緑地に関しては、また写真を撮ってきてあらためて紹介したいと思う。今日はこんなものでお茶請けとしてください(使い方が間違ってる)。これくらいならいつでもお茶の子さいさい。そんなの茶番劇ではないかと茶々を入れてはいけません。もしこれが日常茶飯事になってしまったら、それはへそで茶を沸かすことになってしまうかもしれないので気をつけよう。だんだん慣用句の使い方が無茶苦茶になってきたので、今日はこのへんで。
 以上、お茶目な私がお送りしました。明日は茶んと書きます。




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