現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
根津神社のライオン丸は一度見たら忘れない着ぐるみを着たような猫だった
2007年03月01日 (木) | 編集 |
根津神社の猫-1

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.6, 1/100s(絞り優先)



 根津神社で遭遇したすごいやつ。
 ひと目見たら忘れられないインパクト。もこもこの毛並みはヒツジのようでもあり、ライオンのようでもある。一部では根津のライオンキングと呼ばれているらしい。
 何もかもが規格外の体つき。毛の多さ、太りっぷり、そして特筆すべきは手足の極太さだ。通常の猫の3倍くらいの太さがある。こんなところにも脂肪はつくのだろうか。でも、半分は骨だと思うから、やはりすごい。
 どこからどこまでが顔で、どこから首なのか、胴体の首の境目はどこなのか。猫用の首輪は絶対に巻けない。中型犬用が必要だ。
 それにしても、通常のトラ猫が悪ふざけで着ぐるみを着てるとしか思えない。冬場は暖かくていいだろうけど、夏はこんなに着込んでいたら暑くて仕方ない。

根津神社の猫-2

 眼光鋭く、人を見てもまるで動じる様子がない。割と人なつっこくて、そろりそろりといった感じに寄ってきた。そっとなら触ることもできる。毛並みはかなりゴワゴワで、サラサラヘアーとはほど遠い。
 こんな体をしたライオン猫だけど、動きは驚くほど俊敏なのだ。突然茂みに向かって走り出していったかと思ったら、他の猫に飛びかかっていた。それはまだ若い白黒のスリムな猫で、お互いにうなっていた。ライオン丸ももちろん負けてない。長老というほど年寄りではないらしい。5才以上ではあると思うけど。
 じっと顔のあたりを見ていると、超高級な毛皮に顔が埋もれているみたいに見えてくる。
 他の猫たちはこいつを見て自分たちと同じ仲間の生き物だと思うだろうか。その貫禄ゆえに仲間と認めてもらえず寂しい思いをしているのかもしれない。

根津神社の猫-3

 神楽殿脇のこのあたりがお気に入りの場所らしい。猫は神様の使いともいうし、本人も神楽殿を守っているつもりでいるのかもしれない。
 猫のいる神社はいい神社だと私は思っている。多少迷惑をかけるにしてもそれはお互い様だ。人間の方がよほど世界にも他の生き物にも迷惑をかけている。せめて野良とくらい共存できる社会であって欲しい。
 こいつもこの体つきを見る限り、食べるものに困っていることはないだろう。神社を訪れる人たちの心をなごませるという役割をしっかり果たしている。タダめし食いではない。
 次はいつ訪れることができるか分からない根津神社だけど、ぜひとも長生きしてもらって再会したい。そのときは何か美味しいものでも持っていこう。

根津神社の猫-4

 乙女稲荷横の枯れ葉の中に黒いかたまりを発見。あ、猫。わっ、死んでる!? と思わず口をついた言葉に反応してもぞもぞと動き出した。なんだびっくりさせないでよ。こんなに無防備な体勢でぴくりともせず熟睡してたら死んでると思っても仕方がない。ここの猫は大事にされているようで、人に対する警戒心が弱い。他にもまだまだ野良がいそうだ。
 黒猫だけど、手に白い手袋をしてるだけでずいぶん印象が違うものだ。ヒゲが白いからってのもあるだろう。
 少しのびをしたりあくびをしたりしてまた眠りに入ってしまった。もうすぐ春ですね。だから人も猫も眠たい。

 私、どうやら風邪をひいてしまったようなので、今日はこれだけ軽く書いてもう寝てしまう。明日かあさってまでには完治させる予定。
 明日はしっかり書こう。




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