 PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f4.0, 1/40s(絞り優先)
新タケノコが出回る季節になった。桜の季節になればそうだねタケノコだって生えてくる。地面からニョキッと、E気持ち〜と歌いながら顔を出す。 久々に目新しい新しい食材が手に入ったということで、今日のサンデーはタケノコを中心に組み立ててみた。タケノコ料理というと、まず単純に煮付けが思い浮かぶ。でも、それは昔からよく食べているから面白くない。ここはひとつ、洋風にしようとトマトソース煮込みにしてみた。この組み合わせは一度も食べたことはないけど、たぶん合うに違いないと思って。実際、よく合って、美味しかった。 トマトソース作りはいつもの通り。タマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒めて、皮をむいて乱切りにしたトマト、鶏肉を放り込んだら、あとはケチャップ、トマトジュース、白ワイン、砂糖、塩、コショウ、コンソメの素で味をととのえるだけだ。 タケノコはあらかじめあく抜きをしたあと、水もしくはだし汁でしっかりゆがいておく。最後にトマトソースと絡めて少し煮込む。 タケノコをもらいすぎて煮付けにも飽きたなんてときには、これでおかずが一品できる。他のレシピとしては、甘辛鶏そぼろ和えや、牛肉巻きなんかも作ってみたいし、タケノコは焼いても美味しい。 店で売っているのは孟宗竹が多い。けど食べられるタケノコはそれだけではない。機会があれば他の竹も食べてみたい。淡竹や真竹なんかもたまに売っているそうだ。 栄養としては、これが意外と少ない。ビタミンCやBもそれほどではなく、食物繊維が主と言ってもいい。カリウムは多いから、高血圧予防などにはなる。カロリーが低いから、ダイエットには向いているかもしれない。タケノコダイエットが主流になることはないと思うけど。
タケノコに合わせてあと2品作った。「サーモンとダイコンのカニ缶合え」と「豆腐チーズハンバーグの白味噌マヨネーズソース」。 ダイコンは薄切りにして白ワインをふりかけてしばらく置いておく。サーモンも薄くスライスして、塩、コショウ、白ワインをふってしばらく待つ。 次にだし汁でダイコンをじっくり煮て、あとからサーモンを加える。サーモンは色が変わる程度で火を止める。 あとはオリーブオイル、カニ缶、ハチミツ、塩、黒コショウ、水溶きカタクリ粉をひと煮立ちさせたものを上からかければできあがりだ。 私は前に刺身を食べて当たって救急車で運ばれて以来生もの恐怖症になってしまったからサーモンを茹でたけど、普通の人はそのまま生でもいい。見た目はその方が紅白になってきれいに見える。私はいつになったらもう一度寿司を食べられるようになるのだろう。 豆腐ハンバーグは何度か作っている。その中で今回のは何故か妙に美味しかった。何がよかったんだろう。 木綿豆腐をレンジで加熱して水を飛ばしてしばらく置く。卵をとじて、その中に刻んだタマネギ、砕いた豆腐、生パン粉、しめじを刻んだものを混ぜ合わせて、ハンバーグの形にする。あとはオリーブオイルとバターでじっくり焼いて、後半とろけるチーズを乗せる。 ソースは、白味噌、マヨネーズ、からししょう油、砂糖、白ワイン、みりん、塩、コショウを混ぜたもので、それをハンバーグの両面に塗りながら仕上げる。つけあわせのしめじにもソースを塗って焼く。 よく分からないけど成功した。無欲の勝利だ。とろしとした舌触りと甘めのソースがよく合って、貧乏ハンバーグとは思えないほどだった。貧乏じゃない人にもオススメしたい。しめじの刻みを混ぜたのが意外と効いていたのかもしれない。バター焼きにすることと、とろけるチーズを乗せることも欠かせない。
今日は3品ともうまくいった。しかしもちろん、計算ではない。ただの偶然だ。もう一度同じものを再現してみろと言われてもできるはずもない。いつでも行き当たりばったりなのが私のサンデー料理なのだから。それでも、今日の豆腐ハンバーグだけはもう一度作ってみたい。自分で作ったものでもう一度食べたいと思うものはそう多くない。 新タケノコはやっぱり柔らかくて美味しい。この時期になると、自分はやっぱりタケノコが好きなんだということを毎年再確認する。できることなら自分ちの裏山で朝抜いたものを料理したいものだ。山なんて持ってないけど。 いつか山を買ったら、孟宗竹を植えて、タケノコを掘りたいと思う。背中にカゴを背負ってタケノコを掘っている私を見かけたら、オオタの野郎、山買いやがったのかと思ってください。決して人んちの山でタケノコドロボーをしているわけではありません。 次回のサンデー料理にもぜひ、タケノコを登場させたいと思っている。タケノコづくしでもいいかもしれない。タケノコと肉、タケノコと魚、タケノコと野菜という各コラボレーションが食欲をそそって、私を魅惑のタケノコ世界へと誘う。もしかしたら私の前世は、かぐや姫だったかもしれない。赤い手拭いをマフラーにして横丁の風呂屋でも行くか。
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