現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
鳴いて騒いで飛んでたかってコガネメキシコ ---花鳥園新シリーズ第7回
2008年01月26日 (土) | 編集 |
コガネメキシコ-1

FUJIFILM FinePix S2 pro+Nikkor VR 24-120mm f3.5-5.6 / TAMRON SP 90mm f2.8



 とぎれとぎれになっている花鳥園シリーズの更新は、この先もとぎれがちになる。本編としてはもう終わっていて、あとはつなぎのネタになっているといった方がいいかもしれない。再訪の報告をして、フクロウコレクションも終わったから、あとはノンテーマ、ノンジャンルの写真が残っているだけとなった。
 第7回の今回は、テーマ別として最後になりそうなコガネメキシコインコ編だ。掛川花鳥園を代表する鳥のひとつで、フクロウやタカ、オオハシ、ヨウムなどと並ぶ人気者でもある。花鳥園を紹介する写真では必ずといっていいほど、こいつを肩や頭に乗せた人が写ってるし、それを見て花鳥園へ行きたいと思う人も多いという。
 というわけで、今日はコガネメキシコの写真を集めて並べてみることにする。飛んだり、とまったり、食べたりと、やつらはせわしない。もし、こいつらを10匹家の中で飼っていたとしたら、家に帰るのがイヤになるかもしれない。とにかく、人なつっこくて、落ち着きがなくて、騒がしいやつらなのだ。色も派手だから、見てると目がチカチカしそうになる。でも、どこか憎めないのがコガネメキシコインコというやつで、そこが好きという人が多いのだろう。

コガネメキシコ-2

 どんなキューが誰から出てるのか分からないけど、広い温室の中で突然一斉にコガネメキシコが飛び出すことがある。間欠泉のようにタイミングは一定ではない。しばらくおとなしかったと思うと、何の前触れもなく(実際には何かあるのだろうけど)、ギャーギャーギャーと鳴き騒ぎながら、端から端まで全速力で飛んでいく。何がしたいのかよく分からない。ネットの向こうに何かがあるというわけでもなく、ただ運動不足を解消するかのように飛ぶ。人がいても平気で、けっこう頭の上すれすれを飛んでいくのでびっくりする。理由はなくても、飛びたいから飛んでいるだけといえばそうなのだろう。
 名前はメキシコとついているけど、実際の生息地は、ブラジルやベネズエラなど、南米大陸の北東部の明るい森林地帯だ。野生のものも小さな群れを作って暮らしていて、穀物や果物、花の蜜などをエサとしている。花鳥園でも雑食性で、リンゴやパイナップルを小さくカットしたものや、小鳥のエサらしきものまで両方よく食べる。

コガネメキシコ-3

 迫力ある飛翔シーンを見ると、やはり撮ってみなくなるのが人情だ。ただ、スピードがかなり速いから、ビシッと撮るのは難しい。ハウスの中ということで明るさも充分ではないので、シャッタースピードも稼げない。流し撮りがうまくはまるといい写真になる。
 飛ぶのは人が少ない平日や午前中が多いとのことだ。やっぱり人によるストレスの発散を目的としたものかもしれない。

コガネメキシコ-4

 高速飛行の先でどうなるかというと、こうなる。張られたネットにぶつかるように突っ込んでいって、そのまま引っかかってぶら下がっている。柔らかいネットだから安全なのだろう。
 ひとしきりネットでギャーギャー騒いだあと、また反対側に向かって全速力で飛んでいく。たちの悪い子供みたいだ。

コガネメキシコ-5

 鈴なりとはまさにこのこと。コガネメキシコインコのなる木みたいだ。
 それにしてもこんなに数はいらない。いつからこんな大家族になったのだろう。園のオープン時にこんなに導入したとも思えないし、園内で増えていったのだろうか。
 コガネメキシコはペットとしてもわりとポピュラーな種で、飼っている人もけっこういるそうだ。インコの中では1羽7万円ほどと、そこそこ高価な部類に入る。
 花鳥園では100羽くらいいそうだから、ざっと700万円が飛び交っていることになる。肩の上に5羽乗せたら、それだけで35万円が乗っていることになる。花鳥園の中でしばらく過ごしていると感覚が麻痺していくのだけど、あの中の鳥をお金に換算すると、数千万ではきかない。自覚のないまま、お宝に囲まれていることになる。そういう意味でも、あそこはまさに夢の楽園なのだ。

コガネメキシコ-6

 夕方の閉園間際になると、エサ代が無料となってエサやり放題になる他、通常メニューのエサ箱も置かれ、食事タイムとなる。それに一斉にたかるコガネメキシコたち。
 その頃になると鳥たちもおなかがいっぱいになるので、あまり相手をしてくれなくなる。普通にエサを食べるのに必死で、食べ終わるとおなかがいっぱいになって、お愛想もしてくれない。やつらは人間が好きなのではなく、エサをくれる人間が好きなだけなのだと気づかされる。

コガネメキシコ-7

 手乗り、肩乗り、頭乗りなどお手の物。手からエサを食べるのも平気だ。
 家庭でチビから育ててもここまで手なずけるのには苦労するだろうに、ここのやつはどれもが当たり前のように慣れている。人を警戒していたらメシにありつけないという事情がそうさせるのか。

コガネメキシコ-8

 両肩にマイインコ状態。花鳥園ではごくありふれた光景だ。この格好の人が電車の中にいたら相当おかしいけど、花鳥園の中では何の違和感もない。誰もがマイインコを持っているから。

 そんなこんなのコガネメキシコインコ編でした。
 飼うといってもなかなか高いし、毎日世話をするのも大変だから、花鳥園へ行って一日オーナー気分になるのが手頃で楽しい。両手、両肩、頭と7羽も乗せれば50万円相当だ。ヨウムやオオハシさんをメンバーに加えれば金額は一気に一桁跳ね上がる。そんなひそかな楽しみもある花鳥園なのです。
 花鳥園写真はまだだいぶ残っている。残り回数は未定だ。
 明日は名古屋で鳥巡りなので、また花鳥園シリーズは中断となる。日曜日の明日、名古屋の鳥スポットで張っていると、私がのこのこ現れる可能性大です。トラフの来るところとか、干拓地とか、観察館のあるあそことか、そのあたり。


急に決まった帰郷は雪降る中の高速ドライブとなった
2008年01月26日 (土) | 編集 |
雪の帰郷-1

Panasonic DMC-TZ1



 急に田舎に帰らなくてはいけないことになって、今日日帰りで行ってきた。
 三重県に入って突然雪が降り始めて、進むにつれて雪景色になっていったのは驚いた。名古屋を出たときは冬晴れの青空だったのに、1時間走ったら真っ白の世界になってしまうなんて思いもしなかった。
 積もるほどの雪ではなかったものの、雪降りの高速走行は初めてだったから、少し緊張した。吹雪のようになって前が見づらいのでちょっと恐い。写真には雪はあまり写らないから、そのときの状況をお伝えすることはできないのが残念だ。
 走行中の一眼撮影はさすがに無理があるので、今日はコンパクトデジの撮影だけになった。田舎でも雪で濡らすのがイヤで、コンパクトしか使わなかった。今日は写真を撮りにいくような用事でもなかったし。

雪の帰郷-2

 長らく工事をしていた第二名神がようやく完成に近づいて、2月23日に開通するようだ。ただしまだ全体の一部で、まずは亀山と草津田上の間の暫定開通ということになる。神戸までつながるのはいつになることやら、気の遠くなるような話だ。今のところの完成予定は2018年となっているけど、そんなにすんなりいくとも思えない。
 うちは名古屋の北東なのであまり関係ない。大阪への時間が15分短縮するということくらいか。豊田方面に住んでいる人は、伊勢湾岸自動車道から関西方面へ行くのに便利になる。
 渋滞緩和や雪が降りやすいところを避けるなど、いろいろ効果はいわれている。高速道路はあればあるほど便利ではあるけど、必要ないようなところもけっこうありそうだ。昔は、高速道路はいずれ無料になるって話だったのに、今は誰もそんなことを言う人はいなくなった。民主党もそこまでは言わないだろう。
 新名神の愛称は、畿央まほろばハイウェイに決まったそうだ。響きはいいけど、まほろばなんて言葉の意味を知ってる人がどれだけいるか。

雪の帰郷-3

 雪は御在所から亀山あたりまでだと思っていたら、松阪に入っても降り止むことはなかった。松阪は雪の少ないところだから、こんなに降るのは珍しい。

雪の帰郷-4

 大師前のふれあいの館。
 雪が降ると、案外寒くない。風が吹いて吹雪くと体感的に冷たく感じるのだけど、風がない雪の日はむしろ暖かいくらいだ。今日も、雪が降っていた三重よりもよく晴れた名古屋の方が寒かった。放射冷却もあったのだろう。

雪の帰郷-5

 田舎のノラ。雪が降る中、出迎えてくれて、だみ声でニャーニャー鳴いていた。
 カリカリを投入したらよく食べていた。デカい図体だから、かなり食べるのだろう。アイの倍くらいの大きさがあって、同じ猫とは思えないくらいだ。

雪の帰郷-6

 雪でも見上げていたのか。見慣れないものが空から降ってくるとでも思っていたのかな。
 まだ当分寒い日が続くけど、夏に行くまで元気でいて欲しい。

雪の帰郷-7

 サービスエリアに寄ったら、御福餅(おふくもち)が売っていたので買って食べた。ちょっとお久しぶりです。
 赤福の販売再開は来月の中旬くらいになりそうなことをいっていた。御福餅は短い自粛期間のあと、本店と伊勢で販売再開したのは知っていたけど、サービスエリアまで復活してるとは思わなかった。赤福がいぬ間にたくらん売っておかないと。
 すごく久々に食べた御福餅は、イメージの中にあったものよりずっと美味しかった。昔は、赤福のニセモノで味もだいぶ落ちるといった思い込みがあったのだけど、どうやらそれは間違いだったようだ。御福餅も、これはこれで美味しい。
 赤福と比較すると、御福の方が甘さ控えめのあっさり味で、あんのキメが荒くて粉っぽい。餅は赤福よりも柔らかいかもしれない。赤福ではなく御福餅の方が好きという人の気持ちもようやく分かった。ずっとパチモンだと思っていた御福餅に謝りたい。
 でも、どっちが食べたいかというとやっぱり赤福なのだ。赤福の方が甘いけど美味しいし、あんの舌触りがなめらかだ。営業再開したら、みんなこぞって買いに行くだろう。最初は直営店だけの復活になるようだから、すぐに売り切れてプレミアがつくかもしれない。

 今日はこんな落ち着かない一日だった。そしてこのバタバタ感は来週いっぱい続く。その間、ブログが少し軽めになるかもしれないけど、2月からは落ち着いてしっかり書いていきたいと思っている。
 明日も早寝でのんびり更新してる時間はない。花鳥園の写真になりそうだ。日曜は出かけるから今週のサンデー料理はない。
 2008年も、もうひと月が終わろうとしてるなんて、信じられない。




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