 Canon EOS 20D+EF50mm F1.8 II
今週もサンデー料理ではなくサタデーとなった。明日の午後はゆっくり料理をしてる時間がなさそうなので、一日前倒しにした。 今回のサタデー料理は当初、明太子づくしの予定だった。いただきものの明太子を使おうと、レシピを調べている途中、鬼の顔をかたどったキャラ弁のレシピが出てきて、そういえば明日は節分だったなと、はたと思い出して路線変更となった。 今回のサタデー料理のコンセプトは写真を見てもらえれば一目瞭然、節分料理だ。メインディッシュがすべてで、あとの2品は付け足しに過ぎない。メインに力の8割を注ぎ込んだ。 最初、恵方巻の鬼顔バージョンを考えていたのだけど、手本がなくて難しそうだったので断念。顔の土台とパーツを別々に作ってしまった方が簡単だということで予定を変更して、最終的にこの形となった。 鬼といわれれば鬼だけど、何かが違うというのは私も自覚している。どこで設計図を間違えたんだろう。随所に盛り込まれたアイディアは我ながら秀逸な部分もあるのだが。たとえば、カップ焼きそばUFOを使ったもじゃもじゃヘアーとか。
せっかく作るなら食べても美味しくなければ意味がないということで味にもこだわった。土台は、豆腐にすり下ろしたニンジンと明太子を混ぜ込んだものでハンバーグ風にした。赤鬼をイメージしたのだけど、思ったより赤くならなかったのは惜しいところだ。黄鬼というか橙鬼になってしまった。ここをニンジンライスか、ケチャップライスにするともう少し赤くなっただろう。 豆腐ハンバーグは、塩、コショウ、しょう油で味付けたした以外は余計なものを加えなかった。美味しさ重視なら挽肉入りにした方がいい。 パーツは、ダイコン、ニンジン、味付けのりで、立体にこだわって制作した。それぞれ、コンソメスープで煮て味付けをして、形に切ったり、のりを巻き付けたりしてある。角はタケノコで作りたかったのだけど、この時期あまり出回ってなくて、ここだけのために買うには高いので断念した。目玉もこだわるなら黒豆を使いたかった。ダイコンのキバが大きすぎたようだ。 髪の毛のUFOはナイスアイディアだったのだけど、ここももうひと工夫余地があっただろう。ミートスパゲティでもよかったかもしれない。 これはしかし面白い。子供がいればもっと盛り上がるところだ。福笑いのように顔のパーツを置く位置によっていろいろ表情が違ってくるから、そんなことをしても楽しめる。 節分の本番は明日なので、これを参考にしてもっと上手に作ってもらいたいと思う。土台はライスの方が自由度が高そうだ。
鬼バーグにも明太子を使っているけど、他の2品も明太子料理となっている。こちらが最初はメイン料理だった。 右奥は、白身魚と明太子の挟み蒸しだ。 白身の切り身に塩、コショウ、白ワインを振ってしばらく置いておく。二枚重ねの下に明太子を塗り、大葉を重ね、炒めたタマネギを乗せて、白身の上を重ねる。それをラップで包んで、レンジで5分ほど加熱して、そのまま放置して蒸しておく。 ソースは、炒めたタマネギの残りに白ワイン、水少々、コンソメの素、しょう油、塩、コショウ、カラシを混ぜてひと煮立ちさせたものをかける。 最後に黒コショウ、乾燥バジル、白ごまを振りかけて完成だ。
左奥は、サトイモとダイコンの明太子とろろがけとなっている。 皮をむいたサトイモをスライスして水につけておく。ダイコンはいちょう切りにして塩水で茹でたあと、白ワイン、コンソメの素を加えて煮付けていく。あとからサトイモも投入する。 すり下ろした山芋に明太子を混ぜて、だし汁、塩、コショウ、しょう油で味付けをする。 あとはサトイモとダイコンに明太子とろろをかけて、刻み長ネギを乗せて、青のりを振ってできあがりとなる。
鬼バーグの存在感が強すぎて見た目のバランスは悪いものの、トータルの味は悪くなかった。鬼バーグもニンジンの素朴な甘みと明太子の辛さがあわさって美味しく食べられた。子供にしては味がパンチ不足だろうから、ケチャップなどでもう少しはっきりした美味しさに仕上げた方がよさそうだ。 ただ、明太子というのは他のものを混ぜて脇役に使ってしまうと影が薄くなるものだということを知った。明太マヨネーズパスタなんかならいいだろうけど、明太子はそのままご飯のお供として食べるのが一番美味しいようだ。 でも、久しぶりにこれまで使ったことがない食材を使えて、その点では楽しめた。新たな食材が新しい可能性を見せてくれる。 キャラ弁は小さな子供と弁当を作るお母さんだけの楽しみではない。これを夕飯に応用しても全然かまわない。作る方も楽しめる。しかし、必要以上に時間がかかることが難点だ。今回も料理開始から食べるまでに2時間半以上かかってしまった。しばらくキャラものは封印したいと思う。そのうちまた挑戦してみよう。 今年の節分はこれでやったことにしたい。豆まきは省略してもいいだろう。鬼を食ってやったから、もう大丈夫だ。鬼を外に出すのではなく自分の中に取り込んでしまったんだから、二重に心強い。これで今年一年、無病息災に違いないと喜ぶ私であった。
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