 PENTAX K100D+smc Takumar 50mm f1.4 / TAMRON SP 17-35mm f2.8-4 Di
ノアシリーズもなんだかんだで6回目となった。ようやく終わりが見えてきたものの、まだ最終回じゃない。もう一回分写真が残っている。 今回は、は虫類やカメなどのマニアックペットを集めてみた。世の中にはいろんなマニアがいて、こういう変わった生き物を飼うのを趣味にしている人もたくさんいる。最初からそんなものと敬遠せずに飼ってみればみんなかわいい我が子になるのだろうとは思う。ヘビだってカエルだってコウモリだって、みんなみんな生きているんだ友達なんだ。 カメレオンというのも一部に熱狂的なファンを持つ生き物だ。一般的には、イグアナもカメレオンもトカゲもどれも大して違わないというかどれがどれだかよく分かってないのが普通だと思うけど、実際はずいぶん違う生き物のようだ。カメレオンは特に飼うのが難しいといわれている。イグアナは、所ジョージなどが飼っていて有名になった。トカゲはペットとしてはややマイナーだ。 上の写真は、スパイニーカメレオンのオスだと思う。同じ姿をした地味目のやつがいたから、あれがたぶんメスだろう。オスはニッキュッパで、メスはイチキューパと、1万円も差があった。見た目の違いがそのまま値段差になるのだろうか。 マダガスカルの森林や砂漠地帯にすむ大型のカメレオンで、体長は50センチほどになる。 名前のスパイニーというのは、背中のトゲからきている。体に丸い模様があることから、日本ではボタンカメレオンと呼ばれることもある。 野生では昆虫や節足動物なんかを食べているから、飼育するときも生き餌は必須だ。温度や光の管理もしないといけないし、生き餌の調達もあるから、やはり気軽に飼えるようなものではない。健康に育てることもなかなか難しいようだ。ただ、ちゃんと飼えば10年くらい生きるというからペットとしては悪くない。色もきれいだし、見ているとだんだんかわいいような気もしてくる。
 長いトサカが特徴のエボシカメレオン。烏帽子ってのは、平安時代の貴族が被っていた背の高いとんがったあれだ。 こいつはカメレオン界のエポックメイキングなやつで、飼育が難しいというそれまでの常識を覆す丈夫さで、カメレオン愛好家を一気に増やしたという功績を持っている。 現地イエメンでの生活環境が、標高1,000〜2,000メートルの高地という過酷な環境のため、適応能力が高くて丈夫というのが飼いやすさにつながっているとされる。初心者でも飼えて、なおかつ繁殖までいける場合がある。 彩りの華やかさからファンも多く、最初にカメレオンを飼うならこいつだ。メスも婚姻色になると体色が変わって美しくなる。 エサだけはどうしても昆虫などを入手する必要がある。ただ、カメレオンとしては珍しく植物性のエサも食べるから、少しは楽かもしれない。
 カメレオンファンの少年。一人で来ていたわけではないだろうけど、長時間カメレオンの前から動かずに観察を続けていた。かなりのカメレオン好きのようだ。私はウディ・アレン作品の中では『カメレオンマン』が一番好きだ(関係のない情報)。 この少年は、大人になったら、きっと飼ってしまうのだろう。これはお母さんにねだって買ってもらえるようなペットではないから、まだしばらく我慢だ。 カメレオンは高価なラインナップのノアの中では比較的安い部類に入る。3万円を安いといっていいのかどうかは微妙だけど。
 最初ヘビかと思ったらトカゲだった。手がちょろっと出ている。でも短いな。ツチノコみたいだ。いや、ツチノコに手はないはずか。 こいつは何だろう。トカゲには違いないんだろうけど、かなりヘビに近い。プレートを見逃したのか、撮り忘れたのか、名前不明のままだ。マニアックな人なら一発で分かるんだろうけど、トカゲの写真を見て一発で分かる人になっていいものかどうかは迷いどころだ。熱帯魚に詳しいのとはわけが違う。さかなクン並みにトカゲの知識を持ったトカゲクンみたいな人が世の中にはきっといることだろう。
 白い蛇を見るといまだに小柳ルミ子を思い出してしまうのは間違った条件反射だ。 テキサスラットというと馴染みがないけど、日本で見せ物などになっている白ヘビはたいていこいつだ。 テキサスラットは普通の姿をしてアメリカ東部の水辺などで暮らしている。民家の近くにもいて、わりとポピュラーなヘビらしい。ペットとして入ってくるのは白いのがほとんどのようだ。ルーシスティックと呼ばれる品種で、写真のプレートにも書かれているように、黒目のやつと赤目のやつがいる。目玉がピンクなのはなかなか神秘的な雰囲気を持っている。 売られているのはまだチビで小さいけど、大きくなると1メートルを超える。性格も荒っぽいやつが多いというし、なかなか飼うのは大変そうだ。 エサもカエルとかヒヨコとかネズミとかを与えなくてはいけない。 このほかにもヘビはたくさん売られていた。でもあまり追求するのはやめておいた。写真もこれだけにしておこう。
 アメリカとエジプトがペットショップで出会って仲良しになった。ミシシッピーアリゲーターの背中に手を回して添い寝をするナイルクロコダイルの姿は、微笑ましいものだった。 すんでいる場所も、性格も、種類も違うのに、ここでは大事な友達となっているのだろう。ずっと折り重なるようにして離れなかった。 ワニは、クロコダイルとアリゲーターとガビアルの3つのグループに分けられる。一般的なのはクロコダイルとアリゲーターで、両者の違いは口を閉じたときに牙の見え具合で分かる。見えるのがクロコダイルで、見えないのがアリゲーターとされる。クロコダイルの方が頭がよくて凶暴で、人を襲って食べるのもこいつだ。アリゲーターはおとなしい性格でめったに人を襲うことはない。写真でいうと、左にいて上になっているのがクロコダイルだ。 古代エジプトでは、ワニは神の使者とされて、人工の池で放し飼いにしていたといわれている。襲ってきた敵をワニに食わせたこともあったようだ。 現在、その数を減らしつつも現地では人食いワニが問題になっている。80人以上を食べたなんていう連続殺人ワニもいるそうだ。 個人的にはワニに対してそんなに思い入れはないのだけど、機会があれば一度だけ伊豆の熱川バナナワニ園に行ってみたいとは思っている。どんな施設なのか想像がつかないから見てみたい。
 たぶん売り物じゃないんだろうけど、唐突に和の水槽が置かれてた。金魚にスッポンにドジョウって、こんな組み合わせの水槽初めて見た。本人たちもびっくりしてるんじゃないか。 スッポンは食べ物というイメージがすっかり固まってしまっていて野生の生き物じゃないような気がしてる人もいるかもしれないけど、もともとは当然自然界で泳いでいた。日本国内をはじめ、中国、韓国、ロシア、東南アジアまでと、その生息域は広い。今でもいるところに行けば見られるはずだ。ただし、養殖ものが放されたりして純粋に野生のものは減ってきているという。 かみついたら放さないというのは有名な話だけど、かまれたら水の中に入れるとすぐ放すというのはあまり知られていない。いや、そういう話というだけで実際のところは私も知らないのだけど。 エサは魚や両生類から貝、甲殻類まで、バリバリかめるものは手当たり次第に食べる。 江戸時代にはすでに食用となっていたようだ。 ドジョウはすっかり姿を消した。子供の頃は田舎の用水路や田んぼにけっこういたけど、今ではもういなくなった。探せばまだいるんだろうか。たぶん、世界の川などには今でもそれなりにいるのだろう。 浅草にはどじょうの専門店があるけど、あれは養殖なのか輸入ものなのか。
 何ガエルか知らないけど、水面から半分顔を出してどんよりしていたので撮ってあげた。まったく無反応。 カエルもたくさん売っていた。きっと珍しいカエルなのだろう。どれも1万円以上はするようだ。
 リクガメコレクションその1。 カメも取り扱いが多かった。カメマニア御用達といったところだろう。カメはわりと飼っている人も多そうだ。さほど手間もかからないのがいい。うっかり変なものを買ってしまうと巨大化して困ることになりそうだけど。 昔、大ブームになったミドリガメは、みんな飼いきれずに川や池に放して、結果的にミシシッピアカミミガメの大繁殖につながってしまった。ミドリガメも大人になるとかわいげがない。 そういえば、「TRICK」の中で山田奈緒子もミドリガメを飼っていた。
 リクガメコレクションその2。 リクガメは、南米アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシアなど、世界中に60種類以上いるといわれている。亜種などの分類があいまいで、やや混乱しているところもあるようだ。 最大のものは、ガラパゴスゾウガメやアルダブラゾウガメで、甲羅だけで1メートルを超える。
 こいつは水陸両用のカメのようだ。いつも体半分水に浸かっているのだろう、下半分に苔が生えていて上半分は乾いているのがおかしい。 割り箸の先に何をくっつけてあげていた。何かと思ったら、バナナだそうだ。直接手からやると食いつかれる恐れがあるのだろう。バナナを食べるカメというのも初めて知った。
 オマケ画像はコウモリ。これは売り物じゃないと思う。こんな大きなコウモリ、一般家庭じゃ飼えない。夜ごと部屋の中をバサバサ飛ばれたんじゃおちおち寝てもいられない。 かなりの大きさだけど、どこか暖かい地方にいるやつだろうか。エサは果物か何かじゃないかと思う。吸血コウモリなんてのは実際ほとんどいない。
マニアックなペット世界も多様で奥が深い。考えてみると、この地球上には様々な生き物がいるわけで、飼うことが可能なら飼ってみたいと思うのは人間の本能に近いものなのかもしれない。犬や猫や鳥や家畜ばかりがペットじゃない。動物園にいるのが当たり前の動物たちも、飼って飼えなくないものはけっこういる。事情さえ許せば家庭でキリンを飼うことだってできるくらいだ。 私は今のところは虫類などに目覚める兆候はない。猫と熱帯魚だけでも持て余し気味だから、これ以上はどんな生き物も飼えそうにない。どうしてもというなら、エボシカメレオンにする。一緒にいればだんだん愛着が湧いてきそうな気がしないでもない。 珍獣や珍鳥だけでなくは虫類などにも強みを見せるノアの懐は深い。客のマニア度が上がれば上がるほど楽しめる場所だ。毎日の暮らしで身も心も疲れたは虫類好きの人にとっては、心のオアシスとなる。もしかしたら、カメレオンの前で張り付いていた少年も、年会員になって毎日のように訪れている近所の子だったのかもしれない。
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