 FUJIFILM FinePix S2 pro+TAMRON SP 90mm f2.8 / PENTAX K100D+TAMRON 70-300mm f4-5.6
今日は昨日の続きで4月の海上の森第二弾をお送りします。 ちょっと残り物写真のようになってしまうのだけど、今回は花を中心に。
森の緑の美しさというのは、なかなか写真では伝えきれない。わぁーっと心を動かされて撮るんだけど、写真を見るとそれほど感動的でもない。もっとよかったのにというもどかしさが残る。 普通に撮っただけでは伝わらないなら、もっと工夫して撮らないといけない。写真では伝えきれないから現地へ行って見てくださいでは写真を載せる意味がない。 でも、新緑の5月というのは森歩きには最適なシーズンなので、写真は別にしても森歩きはオススメしたい。
 おっとびっくり。いつの間にこんなものが立ったんだ。初めて見た。 愛地球博前後から海上の森もだいぶ人の手が入った。よくなった部分もあるし、余計なお世話と思うところもある。この注意書き以外にも、あちこちに道しるべを立てていた。おそらく、地図も持たずに気軽に入っていく人のためなんだろうけど、どうせやるなら要所に略地図くらい置いたらどうだろう。どこどこ方面と書くだけではあまり意味がない。分かってる人には役に立たないし、まったく地図が頭に入ってない人にとっては大した手がかりにはならないだろう。何もしないよりはましといえばそうだけど、せめて距離と徒歩何分くらいの案内があってもいい。 それにしても、イノシシ注意って、何を注意すればいいのか。森の中を歩いていたら向こうからイノシシが突進してくるとでもいうのか。未だかつてあの森でイノシシなんて影も見たことないぞ。いるにはいるだろうけど、具体的な注意をうながすほど危険とは思えない。逆にいるなら出てきて欲しい。見たら絶対に撮りたい。タヌキとかもいるんだろうけど、昼間にのこのこ人前に出てくるようなことはない。
 赤池の奥はけっこうなワイルドコースとなっていた。湿地に靴が埋まったり、ちょっとした小川を飛び越えないと進めない。 ウォーキングシューズくらいでは不足する部分も出てくるから、軽めのトレッキングシューズを履いていった方が無難だ。ヒールの女の子をデートに誘うには向かない。
 ウラシマソウかと思ったら、たぶん違う。これはマムシグサだろう。ウラシマとマムシとでは全然違う。ウラシマならちょっと嬉しい気がするのに、マムシでは嬉しくない。 名前は茎に見える部分がマムシの模様みたいだからのようだ。まあ似てなくもないか。 マムシに注意は海上の森だけでなく緑地などでもよく見られる注意書きだ。マムシに噛まれた場合は慌ててはいけない。即死するような毒ではないから、落ち着いて救急車を呼ぶ。6時間以内に血清を打てば大丈夫と言われている。下手に騒いで暴れると毒が前身に回ってしまうからよくない。 マムシグサの球根にも毒があるらしいので気をつけないといけない。森でマムシグサを見つけたとたんに引っこ抜いて球根をかじるやつはいないと思うけど。
 ハルジオンかヒメジョオンかで迷うのはもう少し先だ。4月に咲くのはハルジオンで、ヒメジョオンが出てくるのは夏になってからだ。 つぼみがうなだれているのがハルジオンで上を向いているのがヒメジョオンという区別の仕方をするけど、これは分かりづらいこともある。葉っぱの感じがだいぶ違うから、見慣れてくると分かるようになる。 ハルジオンはピンク色ぽいのと白があるけど、ヒメジョオンは白だ。
 これはヤマフジだと思うんだけど、ふいに自信がなくなった。もう少し花が開いてくると分かりやすくなるはずだ。 ヤマフジとノダフジが左巻きだ右巻きだという話を思い出した。どっちがどっちだかが思い出せない。 今年は藤をどこに見に行こう。去年はことごとく遅刻だったから、今年はいいタイミングで見たい。津島の天王川公園は混むからゴールデンウィーク前期間中は避けたい。でも終わってからでも遅すぎる。小牧の清流亭の藤というのはどうなんだろう。一度見に行ってもいい。
 これは花なのか何なのか。面白い姿をしてたから撮ってみた。 実物はすごく小さい花で、1センチもなかった。 ちょっと保留。分かったら追記しよう。
 これはこの前森林公園で撮ったコバノガマズミと同じものだろうか。ミヤマザクラだったり、他のものだったりしないよね? と、誰にともなく問いかけてみる。 ミヤマザクラやコバノガマズミとはちょっと葉のギザギザが違うような気がするんだけどどうだろう。 カマツカとかそんな可能性もあり? ちょっと分からないのでこれも置いておく。
 こいつは知ってるぞ、カキドオシだだろうとパシャリと一枚撮って、家に帰ってきてから写真をよく見たら確信が持てなくなった。もしかして違うかも。似たやつが他にあったかもと調べて思い出した。そうだ、これはキランソウだ。 キランソウ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、トキワハゼ。なんだかややこしいものが多い。 別名、ジゴクノカマノフタ。民間療法で薬として使われていて、地獄の釜の蓋を開けて死者をよみがえらせることができるというところから来ているんだとか。 もう一つの別名、弘法草は、弘法大師がこの草が薬草になることを教えたところから来ているという。
 たくさん咲いているスミレは見て見ぬふりをした。一枚くらい撮らないとなと思って撮ったのがこれだ。 タチツボスミレということにしておいていいかな。
 これはツボスミレだと思う。白くて小さなスミレで、花びらに紫の筋が入る。スミレの中では咲いてくる時期は遅い方だ。 考えてみると4月の終わりというのはもうスミレシーズンの終盤だ。スミレのピークは3月4月だから。ということは、今年も勉強が進まないままスミレをやり過ごしてしまったということになる。もうちょっと撮っておくべきだったかなという気持ちと、やれやれという安堵感が入り交じる。いずれスミレとは向き合わなくてはいけないときが来るのだろうけど、できるだけ先送りにしたいと思ってしまう。
今回の海上の森写真はこれでおしまいとなる。思ったより枚数が少なかった。目的がギフチョウだったから、花やその他は二の次になった。 次の花目標としては、まずは藤だ。ゴールデンウィークに人混みの中へ突撃していくかどうかで今後の展開も変わってくる。連休が明ければカキツバタ、バラと続いていく。 写真に関しては、ここ最近ちょっと自分の中で停滞感があるから、それを打開するためにもこれまであまり撮らなかった被写体を撮ってみたいと思っている。新しいレンズを買うという手もあるのだけど、フィルムでもう一度一枚の大切さを思い出すというのもいいかもしれない。 もっといい写真を撮りたいという思いと、写真を撮ることの楽しさということのバランスが、少し崩れているみたいだ。
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