 Canon EOS 20D+EF 50mm f1.8 II / EF75-300mm f4-5.6 IS / TAMRON SP 90mm f2.8
5月は鳥のベビーラッシュの季節。掛川花鳥園でもいろいろなヒナが生まれている情報を掴んだ我々は、三度目の掛川花鳥園に向かった。 今回も当然のように開園から閉園までしっかり楽しんできた。私たちが出たあとすぐに門が閉まったから、最後の客だったようだ。居座りすぎ。 また写真をたくさん撮ってきたので、しばらくは鳥写真の割合が多くなる。今日は花鳥園新シリーズ第一弾ということで、ベビーの写真を集めてみた。これが見たくて行ってきたのだ。 ただ、ちょっと今日はくたびれ気味なので、写真中心にコメントは短めにしておこう。
 弱いフクロウに対しては威嚇して大きくなり、強いフクロウには細くなって身を守るポポちゃんでお馴染みになったアフリカオオコノハズクのヒナ。ポポちゃんの子供ではないけど、花鳥園のページでこのヒナの成長期が載っていて、こいつを見に行くというのが今回の一番の目的だった。 現在、生後ひと月弱で、だいぶ大人らしくなってきたところだ。一週間くらい前まではボロ雑巾のようにみすぼらしくて目もしっかり開いてなかったのに、ここ数日で羽が生えかわった。まん丸の目玉はほとんど親と変わらないくらいだ。 まだまだ立つ姿などはおぼつかなくて、プラスチックのケースの中にいる。もう少ししっかり立てるようになったら外にも出てきて、触ったりできるようになるんじゃないだろうか。 こんなチビだけど、生まれたときからエサは生肉を食べている。
 ミミズクかコノハズクかの子供もいて、ちらっと外に出てきていた。こちらはまだ一般公開されていない。体はもうだいぶ大きくなっているけど、まだまだヒナらしさが残っている。 他にもフクロウ類のヒナがいるようだけど、そのへんは公開していなかった。飼育の難しさもあるだろうし、大事な子だから仕方がないところだ。
 コブハクチョウのヒナも話題になっていて、これも見たいと思っていたやつだった。 あー、いるいる。親についてしっかり泳ぎ回っていた。まだ子供同士固まって親から遠くに離れることはない。親と比べると体はまだだいぶ小さいものの、手前を泳ぐバンよりも大きいくらいで、すぐにカモくらいは追い抜きそうだ。親の体が巨大だから小さく見えるだけで。
 毛はまだ白くなっておらず、灰色がかっている。みにくいアヒルの子だ。でもモコモコがとてもキュート。頭をなでたくなる。 人にもだいぶ慣れてきて、手を伸ばした30センチの距離までは近づいてくる。それ以上は近づかないから、直接手からエサをあげることはできない。口もまだ小さめで、親と同じサイズのエサは飲み込めないから、砕いてやらないといけない。それでもけっこうな量を食べていた。こいつらは加減というものを知っているのだろうか。
 ショウジョウトキのヒナもいた。まだ巣立ちもしてないくらいで、親のおなかの下にいる。 頭しか見えなかったけど、真っ黒だ。羽が生えかわるごとにだんだん灰色からピンクになり、全身が赤くなるまでには3、4年かかるんだそうだ。それもなんだか不思議な話ではある。そんなに長い時間をかけて赤色になるのはどんな意味があるんだろう。
 これはショウジョウトキの若手なのか、シロトキの若いやつか。クロトキではなさそうだ。 ここの温室はかなりの雑居房だから、どれがどれだか分からなくなる。交雑種とかも生まれそうなんだけど、実際はどうなんだろう。
 これはショウジョウトキの大人になりかけのやつだろう。とすると、上の写真のやつはやっぱりショウジョウトキの若手ということになりそうだ。
 これはきっと、フラミンゴのチビだろう。後ろに見えているのが親なのか、どこかよそからやって来たのか。花鳥園のページにフラミンゴのヒナがやって来ましたとあったから、それがこいつだろうか。 少しピンクがかっているけど、薄汚れた灰色で、ややみすぼらしい感じだ。クチバシもまだピンク色になっていない。 動物の子供は赤ん坊のときの方が成長した姿よりも圧倒的にかわいいものが多いけど、鳥はしょぼくれたヒナもけっこういて、笑えたりもする。
 レンカクのチビが3羽に増えていて安心した。前に何羽か生まれて、水に落ちて死んでしまったそうだから、今は1羽になってしまっていると思っていた。またあらたに生まれたようだ。 浮き草の上を器用に走り回っているけど、子供の内は飛べなくて、水にはまったら助からない。なんとか今回は無事に育って欲しい。
 いつもは中央付近にいるレンカクのチビが、このときばかりは大サービスで至近距離にまでやって来てくれた。1メートル半くらいだっただろうか。こんなに近くで見たのは初めてだ。 葉の上を歩くのに適した大きな足が特徴だ。少し沈みかけた葉の上くらいならすばやく駆け抜けることができる。 立派な足に対して体つきは貧相だ。羽よりも何よりも足の成長が最優先なのだろう。これは落ちたら泳げないというのが分かる。大人になれば、ある程度の距離を低空飛行で飛べるようになる。
ベビーラッシュを撮りまくりとまではいかなかったものの、アフリカオオコノハズクとコブフクロウのヒナをしっかり見られたから満足だった。レンカクのチビもいたし、行ったかいがあった。3回目でもまた違った面で楽しめた。 今回のもう一つのテーマは、ファルコンショーの飛びものをしっかり撮るというものだったのだけど、それはあまり出来がよくなかった。連写が得意なEOS 20Dをもってしても、タカやフクロウのスピードにはついていけない。そのあたりの写真もおいおい出していこうと思っている。 今日のところはここまでとしよう。また明日。
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