現身日和【うつせみびより】
この世界にはたくさんの美しいものや面白いものがあることを知るための毎日であれば、それは楽しくて幸せなこと。
日本は年がら年中年中行事で楽しいことだらけ 2005年11月24日(木)
2005年11月25日 (金) | 編集 |
枯れ苔玉


Canon EOS D30+SIGMA28-80mm(f3.5-5.6), f5.6, 0.7s(絞り優先/三脚)


 生きているんだかいないんだか判断に悩む、去年買った苔玉。
 おーい、生きてますかぁ?
 買ってからほどなくして緑色から茶色に様変わりして、以来ずっとこんな感じが続いている。ときどき気まぐれに水をやったりしてるけど、さっぱり変化がないからまるで張り合いがない。これはやはり枯れてしまったと判断すべきか。
 苔玉からニョキッと出てる葉っぱは、確か胡蝶蘭だったと思う。でも花はおろかつぼみさえ見たことがないので確信は持てない。一見元気に見えるかもしれないけど、これも新芽が出たと思うとすぐに力なく枯れてしまい、もう駄目なんだと思うとまた新しく出てくるというのを繰り返している。左奥の葉っぱはもう取れかけている。
 根本的に何かが間違ってるような気がする。私の世話の仕方。

 苔はたぶん世界のいろいろな場所に生えているのだと思うけど、わざわざ育てて愛でて喜んでるのは日本人くらいなんじゃないだろうか。それとも私が知らないだけで、世界苔愛好家協会なんてものがあって、毎年コンテストが開かれたりしてるのか? オー、イッツ・ア・トレメンダス・モス! などという会話が行き交うシーンが世界のどこかで展開されてるのかもしれない。苔のためなら金に糸目をつけないアラブの石油王だっていないとも限らない。
 ……やっぱりいないかも。
 日本人はいつから苔好きになったんだろう? 京都あたりの庭園を造った頃が始まりなのか、それとももっと古い歴史を持っているのか。
「君が代」で「さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」と出てくるところをみると、思っている以上に昔から日本人は苔好きだった可能性はある。

 日本人の美意識というのは世界的に見てとても変わっている。四季がはっきりしてるからというだけでは説明できない特異性があると思う。
 花鳥風月に相当する言葉を持つ国はどれくらいあるんだろう?
 季節の花や生き物たち、年中行事に風物詩、後付けのイベントなど、世界の中で日本人ほどみんなが集まって同じことをする国民はたぶん他にはない。
 桜が咲けば花見をし、夏になれば潮干狩りや海水浴、花火を楽しみ、秋には紅葉を見に行く。冬はスキーやスケート、雪合戦。
 忘年会に新年会、年賀状に成人式。
 大晦日にお正月、節分、桃や端午の節句、七夕、盆踊りにお墓参り、十五夜のお月見。
 それだけではまだ飽きたらず、クリスマスにバレンタインデー、ホワイトデー、母の日、父の日。文化祭に運動会に修学旅行。
 とにかく年がら年中何かのイベントに浮かれてる国民と言えるだろう。そして、おそらくどの国の人よりも多くの自然や風習を愛でる習慣がある。なんて面白い国民性だろう。

 私は国粋主義じゃないから、日本人が特別優れてるとは思わない。悪いところもたくさんある。ただ、いいところも間違いなくたくさんあるから、そういうところを積極的に見るようにして、自分もその部分で生きていきたいと思っている。占いのいいところだけ信じるみたいに。
 日本に生まれて、日本人であることの楽しみを、斜に構えず、しらけて見せたりせず、みんなと一緒に喜び共有したい。
 年と共に少しずついろんなものを愛せるようになってきたのが嬉しい。これからもひとつでも多く愛でるものを増やしていきたいと思う。

 しかしこの苔、どうにかしてまたあの頃のような緑色にならないもんだろうか。やっぱり無理なのかな。白髪を染めるみたいに緑に染めるわけにもいかないし。
 だとしたら、せめて胡蝶蘭だけでも見てみたい。えーと、最初あった茎がポキンと折れてしまったんだけど、あれってまた生えてきますか? と誰にともなく訊ねてみる。あれがないと花は咲きようがないと思うけどどうだろう。
 きっと元気になるにはもっと応援が必要なはずだ。だから、太い声で「ランちゃーん!」と毎日声援を送ってみることにしよう。キャンディーズの親衛隊のように。

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この記事に対するコメント
苔にはいいのかどうか・・ですが
おじゃまします♪
とてもしぶとく生命力のありそうな胡蝶蘭で。(笑)
もしや、ずっと室内に?
20度くらいの気温の時は、太陽に当ててあげないと蕾になる茎が出ない。と、聞いたことがありますけど。
時、すでに遅し・・?(笑)
ならば。
仕方ないので・・冬の寒さを乗り越えてもらって・・・
来春から!
頑張ってください。(^^♪

【2005/11/25 18:15】 URL | きんぎょ #- [ 編集]

あの茎はやはり貴重だったか
★きんぎょさん

 おっ、ここでは珍しい(笑)。

 そーなんですよ、胡蝶蘭と苔の同居生活。どっちを立てればいいものやら悩みます。(^^;
 胡蝶蘭と苔の育成条件って違いますよね? みんなどうやって上手く育ててるんだろう。

 最初に買ったときは、苔玉を買ったつもりで、胡蝶蘭はオマケくらいにしか思ってなかったんですよ。だからちっとも気にしてませんでした。
 が、ここへきて、苔が枯れてしまって頼みの綱は胡蝶蘭だけとなりました。
 茎が折れたのはやはり致命傷だったか?(笑)

 胡蝶蘭のためにはもっと日光が必要なんでしょうね。窓際の明るいところに置いてるんだけど、それだけでは光が足りないのかも。すりガラス越しだし。
 外には出してないんで、冬は越せると思うんだけど、来年の春、茎が出てきてくるかな?
 応援しながら育ててみます。
 茎が出てきたら報告しますねー。

 ではでは、またー。

【2005/11/26 03:18】 URL | オオタ #dcJU4M0Q [ 編集]


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