 PENTAX K100D+TAMRON SP 17-35mm f2.8-4 / smc Takumar 135mm f2.5 / Takumar 300mm f4
5月の小堤西池といえばカキツバタの季節であることは間違いないのだけど、ここは春から秋にかけて、いろんな生き物や花を見ることができる魅力的な場所でもある。基本点的に田んぼの一角なので、古き良き日本の風景といった一面を持っている。この時期は端境期でやや花などは少なくて、虫たちもまだ姿を見せなくて寂しいものの、遠く近くに被写体はある。 そんなわけで、今日は5月の小堤西池風景を紹介します。
 これは何を育てていたんだろう。去年まではこんなものを育ってなかったはずだ。何かの穀物っぽい感じだけど、よく分からない。稲との二毛作にしてはもう間に合わないだろうから違うようだ。別の場所ではもう田んぼに水が張られて田植えが始まっていた。 今年はカキツバタの池もそうだったけど、このあたり一帯の風景がずいぶん様変わりしていた。
 カキツバタの写真をもう少しだけ。昨日の本編に入りきらなかった一枚を。 カキツバタを風景として撮る場合は、やはり水と絡めて撮った方がいい雰囲気になる。
 カキツバタ風景写真をもう一枚。 自然の中に野生のカキツバタがポツリ、ポツリと素朴に咲いている感じを表現すると、こんなふうになる。花畑のようなものを想像していくと、こんなもんなんだとちょっとがっかりしてしまうかもしれないけど、自然の風景として捉えれば風情があるとも言える。
 サギたちにとってはエサが豊富で暮らしやすい環境なのだろう。いつ行ってもダイサギ、コサギ、アオサギたちがいる。アマサギの姿は見かけない。 カルガモも池の中央あたりに浮かんでいた。今年は子供が生まれただろうか。 カキツバタの時期をのぞけば、農作業や犬の散歩の人たち以外はあまり近づく人もいないから、鳥たちにとってはのんびりできる。
 ケリも盛んに鳴いていた。オスがケケケケケっとけたたましく叫びながらカラスを追い払っていたから、おそらくヒナがいるのだろう。もう少ししたら、田んぼの中でエサを探し回るヒナたちの姿が見られるんじゃないだろうか。 ツバメも飛び回っていたけど、相変わらず速すぎて撮れる気がしない。
 モズかなと思ったんだけど、ちょっと遠くて確認できなかった。写真で見ても小さくて確信が持てない。背中を見ればもう少しはっきりすると思ったら、その前に飛び去ってしまった。ホオジロでもないし。 全然違うやつだったりするかも。
 水面に何かが顔を出して、最初カメかなと思ったら、そのままスルスルスルと水面を滑るように移動していった。ヘビだ。慌てたのでピントを合わせきれなかった。マムシに注意という看板が立っているけど、どんなヘビだろう。 小堤西池にいる海獣コッツィーとかではない。
 よく似た花でもっと葉っぱが大きいガマズミも咲いていてそれは分かったんだけど、これが分からない。ガマズミとは葉っぱが違う。 こういうコアジサイみたいなやつは似たものがたくさんあるから区別が難しい。 分からないから保留。
 田植えがだいぶ進んでいた。植えるばかりになった苗も準備万端整っていた。もうそんな時期かと思ったけど、考えてみれば5月も残り10日しかない。そりゃあ田植えもしないと秋の収穫に間に合わない。 鳳来寺四谷の千枚田も、もう田植えをしてるだろうか。あそこはヤマユリを見に行く7月の終わりしか見たことがないから、機会があれば別の季節も見てみたい。まだ水面が見える時期に行くと、空の色を映してきれいだろう。
 そろそろ日暮れも近づいたから、今日の農作業は終わりにしましょうか。私もそろそろ帰ることにしよう。
 この広い田畑を眺めるためだけでも、ここを訪れる価値はある。街中はせせこましいから、たまにはこういうところに立つと清々しい気持ちになる。 小堤西池のオススメは夏だ。雑草が生い茂ってあぜ道を歩くのがちょっと大変だけど、虫がたくさんいて、水辺に咲く夏の花もいろいろ見ることができる。私は秋に行ったことがないから、一度訪ねてみたいと思っている。 来年のカキツバタはどうだろう。できることなら午前中に一度行ってみたいところだ。見たこともないほど新鮮でみずみずしい花が咲いているのかもしれない。来年こそ、鮮度の高いカキツバタ情報をお届けしたいと思う。
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